居酒屋やバーに行けば色々なウイスキーを手軽に楽しめます。
しかし、最低限の知識がないと、口に合わないウイスキーを飲むハメに。
せっかくお店にお金を払って飲むなら、美味しいウイスキーを飲みましょう。
初心者におすすめのウイスキーを紹介するため、居酒屋やバーでウイスキーを楽しむ前にチェックしてみてください。
きっと満ち足りた気分で、足取りも軽く家路につけます。
【初心者必見】お店でウイスキーを注文する時のポイントを紹介!
居酒屋やバーで飲むウイスキーは、家飲みよりもコストがかかりますが、色々なウイスキーを試せるのが魅力です。
特にバーには、既に販売が終了した貴重なウイスキーが飲めるところもあります。
自分好みのウイスキーをリーズナブルに見つける方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
お店では最初にリーズナブルなウイスキーから注文するのがおすすめ
手頃な価格のウイスキーは大量生産されている場合がほとんどです。
つまり、大量に生産しても売れる、親しみやすい味わいということ。
お店でウイスキーデビューするなら、1杯500円程度のリーズナブルなウイスキーから試してみましょう。
万人受けする味わいなら、失敗する可能性が少なく、美味しいウイスキーを楽しめます。
ウイスキー初心者なら楽しみやすい「ハイボール」を注文する
ロックやストレートは、ウイスキーの風味をダイレクトに感じられるものの、アルコール感の強さがネックです。
対してハイボールは、アルコール感が少なく、ウイスキーの香りを楽しめるのが特徴。
炭酸が口の中で弾けるたびに、ウイスキーが持つ芳醇な香りが開き、同時に喉ごしまで楽しめるスグレモノです。
慣れてきたら、ウイスキーと炭酸水を1:1で混ぜて飲むのもおすすめ。
ウイスキーの濃厚な風味を味わえつつ、アルコール感に対する抵抗も少なくなります。
バーテンダーがいるお店なら好みの味わいをもとに選んでもらうのが確実
バーテンダーがいるような本格的なお店に行くなら「ウイスキー初心者です」と素直に伝えましょう。
何を隠そう、筆者も好みのウイスキーが見つかるまではバーテンダーに聞いていましたし、そうすることで失敗した経験がありません。
タバコを嗜んでいるかどうか、甘党かどうかの他、好きな食べ物のジャンルでも構いません。
自分が普段から親しみのある嗜好品や味わいを伝えてください。
数あるウイスキーの中から、自分好みの1杯を探し出してくれます。
【最初の1杯にぴったり!】お店で頼むおすすめウイスキー3選
最初の1杯におすすめのウイスキーを紹介します。
乾杯にも向いている、クセのない親しみやすい味わいのウイスキーを厳選。
最初の1杯で迷った時に注文してみてください。
きっと後悔はさせません。
お店で頼むおすすめウイスキー1.テッパンの飲み方はハイボール「ジェムソン スタンダード」
広大な大麦畑に立っているかのような芳醇な風味とスムーズな飲み口。
伝統的な3回蒸溜によって雑味をとことんなくし、澄み切った水を彷彿とさせるようなクリアな味わい。
まるで、ハイボールのために蒸溜されたウイスキーのように感じられます。
ゴクゴクと喉を鳴らしながら、存分にハイボールをお楽しみください。
お店で頼むおすすめウイスキー2.雑味のないクリアな味わい「カナディアンクラブ」
すっきりとした味わいの中に感じるほのかな甘みが特徴です。
150年以上愛され続ける味わいは、ハイボールにぴったり。
大自然の恵みと、清らかな水が産んだ素直な味わいは、初心者にも親しみやすくおすすめです。
お店で注文する前に自宅で試してみたいなら、ハイボールの作り方に気を付けてください。
炭酸水はゆっくり注ぎ、混ぜる時はマドラーを1度上下させるだけに留めます。
このポイントを押さえれば、強い炭酸感で美味しいハイボールの出来上がりです。
お店で頼むおすすめウイスキー3.シングルモルトの定番「グレンモーレンジィ」
柑橘系のフルーツのような香りと、甘い味わいが人気です。
世界中にファンがおり、世界的な賞をいくつも受賞したほど完成度の高い味わいに仕上がっています。
ハイボールはグイグイ飲んでしまいがちですが、グレンモーレンジィなら話は別。
口に含んだら、舌の上で転がすようにして味わってみてください。
体温で少しずつ温められて、まるで万華鏡をのぞき込んでいるかのような味わいの変化を楽しめます。
2次会で飲む最初の1杯にぴったりのウイスキーです。
【2杯目以降にぴったり!】お店で頼むおすすめウイスキー3選
1杯目はライトに楽しんだら、2杯目からはちょっと贅沢なウイスキーを試してみましょう。
人気の高いスコッチウイスキーとジャパニーズウイスキーを3種類紹介します。
どれも美味しいウイスキーなので、ぜひ味わってみてください。
華やかな味わいで後悔しないスコッチ「ザ マッカラン 12年」
日本が産みだしたプレミアムウイスキー「サントリー 響」
女王と称されるバランスの取れた味わい「ボウモア 12年」
お店で頼むおすすめウイスキー1.華やかな味わいで後悔しないスコッチ「ザ マッカラン 12年」
熟成に使用した樽由来の香りが、甘いシェリーを連想させるように華やか。
ドライフルーツを凝縮させたような濃厚で深い味わいは「シングルモルトのロールスロイス」と言われるほど。
筆者が好きな飲み方は「ストレート」です。
アルコール度数40%ですので、ツンとしたアルコール感があるものの、舌の上で転がすうちに甘い香りと味わいが広がります。
ストレートを楽しむ時のコツは、唇についたウイスキーを舐めるようにして飲むこと。
ダイレクトに口に入れるよりもアルコール感が薄れ、マッカランの上品な甘みを楽しみやすくなります。
お店で頼むおすすめウイスキー2.日本が産みだしたプレミアムウイスキー「サントリー 響」
筆者がウイスキー好きになるきっかけとなったウイスキーです。
最初はハイボールで飲みましたが、口に含んだ瞬間のまろやかな味わいと、蜜がたっぷり入ったお花のような華やかな香りに驚きました。
ウイスキーに対する価値観が変わった、まさに目からウロコの体験でした。
定価は8,800円(税込)ですが、楽天やAmazonなどの通販サイトでは15,000円ほどと、プレミア価格になっています。
しかし、飲めばプレミア価格になるほどの人気の理由がよく分かります。
価格高騰の理由は、飲んで確かめてみてください。
きっと納得します。
お店で頼むおすすめウイスキー3.女王と称されるバランスの取れた味わい「ボウモア 12年」
ピートと呼ばれる泥炭で原料の大麦麦芽をいぶした、スモーキーさが特徴の「アイラモルト」の1つ。
海抜0mに位置する貯蔵庫で12年以上熟成され、かすかに潮の風味が香ります。
口に含むと最初に感じるのは、やはりスモーキーさ。
続いてふわりと甘みが立ち上がり、潮の風味を感じながら、スモーキーな余韻へと続きます。
おすすめのおつまみは生牡蠣です。
生牡蠣にボウモアを数滴垂らして食べると、牡蠣の生臭さが緩和されてクリーミーさが際立ちます。
女王と称されるほどの味わいは、一度飲んだら病みつきになってしまいます。
【美味しいカクテル】お店で頼むおすすめウイスキーカクテル3選
ウイスキーをそのまま飲む以外の飲み方をしてみたいならカクテルがおすすめ。
今回は、おしゃれ&カッコいい雰囲気を演出できて、甘くて飲みやすいカクテルを中心にセレクトしました。
レシピも紹介するので、あわせて参考にしてください。
濃厚さと甘さが同居!飲みやすさでおすすめ「ゴッドファーザー」
爽快な味わいで飲みやすい!初心者におすすめ「ミント・ジュレップ」
自宅でも造れる手軽さでおすすめ「マミー・テイラー」
お店で頼むおすすめカクテル1.濃厚さと甘さが同居!飲みやすさでおすすめ「ゴッドファーザー」
・ウイスキー:45ml
・アマレット:15ml
アンズの実を使ったリキュール「アマレット」は、アーモンドの風味と甘い味わいが特徴。
ウイスキーと相性が良く、甘い味わいでウイスキーが飲みやすくなります。
ただし、甘い味わいに惑わされてガブ飲みしてはいけません。
アルコール度数が高いので、スモークチーズやスモークサーモンなどのおつまみと一緒にゆっくり飲みましょう。
自宅でも簡単に作れるレシピなので、家飲みでも活躍します。
お店で頼むおすすめカクテル2.爽快な味わいで飲みやすい!初心者におすすめ「ミント・ジュレップ」
・ウイスキー:60ml
・炭酸水:20ml
・砂糖:ティスプーン2杯
・ミントの葉:4~6枚
砂糖による甘み、ミントの葉による爽快感が絶妙なバランスでマッチング。
炭酸水のおかげで、喉ごしも軽やかでウイスキー初心者におすすめのカクテルです。
使用するウイスキーは「ジムビーム ダブルオーク」がぴったり。
ウイスキーそのものの味が濃厚で、より味わい深くなります。
お店で頼むおすすめカクテル3.自宅でも造れる手軽さでおすすめ「マミー・テイラー」
・ウイスキー:45ml
・レモンジュース:20ml
・ジンジャーエール:適量
400~500ml程度のグラスに氷を入れて、ウイスキーとレモンジュースを入れたら、最後にジンジャーエールをグラス8分目まで注ぎます。
ほどよい甘みとジンジャーエールの苦味、レモンの爽快感があり、ちょっとオトナなカクテルです。
ジンジャーエールは、基本的にどのメーカーのを使っても構いませんが、ジンジャー風味が好きなら「ウィルキンソン」がおすすめ。
ガツンとくるショウガの風味がクセになる味わいになります。
お店でウイスキーを飲む時はおつまみも一緒に楽しむのがおすすめ
お店、特にバーでウイスキーを楽しむなら、おつまみも楽しんでみてください。
どのおつまみがいいか悩んだら、バーテンダーさんに聞いてみましょう。
いつもとは違った、おしゃれな雰囲気で嗜むウイスキーは格別です。