卒業や就職など、春はお祝いをする機会が多い季節です。
お酒はお祝いの席にぴったりなギフトですが、選ぶのは少し大変。
そこで今回は、お祝いギフトにぴったりなお酒の選び方を紹介します。
種類別におすすめのお酒も紹介するので、あわせて参考になさってください。
お祝い向けのお酒を選ぶ3つのポイントとは?
お酒でお祝いの場を彩るためにも、お酒選びは大切です。
ところが、リカーショップに並ぶたくさんのお酒から、1つ1つ吟味して選ぶのは大変です。
選ぶ手間を軽くするために、お祝い向けのお酒を選ぶポイントを紹介します。
「とりあえず」でリカーショップに行く前にご覧ください。
きっと役に立ちますよ。
ポイント1.お祝いにふさわしい上質なお酒を選ぶ
お祝いとしてお酒を持っていくときは、マナーとして上質なお酒を選びましょう。
上質なお酒は価格が高くなりがちですが、価格はお酒を贈る相手に合わせて設定します。
友人には5,000円前後、お世話になった先輩には7,000円前後、兄弟や両親など親族には10,000円前後が目安です。
お酒のギフトを贈る相手の方が、自分用としては手が出ないような上質なお酒を選ぶよう意識します。
ポイント2.相手の好みにあった祝い酒を選ぶ
相手の好みは、一緒にお酒を酌み交わしながら探るのがベストです。
しかし、相手の好みを探るのはなかなか難しいもの。
実際に筆者はお酒の席で聞き出したものの、酔っぱらって忘れてしまった経験があります。
相手の好みがわからないときは、無理せずに無難なセットを選びましょう。
ビール・日本酒・ワイン・ウイスキーなど、飲み比べられるセットは、相手の方にきっと喜んでもらえます。
ポイント3.祝い酒のボトルに名入れができるかで選ぶ
プレゼントするお酒のボトルに名入れができれば、飲み切った後も思い出の品として大切にしてもらえます。
のちのちは、飾られている名入りボトルを見ながら思い出話に花が咲くかもしれません。
最近では名入れサービスが普及しており、中にはメッセージを添えられる場合もあります。
相手に対する感謝の気持ちを面と向かって伝えるのは気恥ずかしいもの。
しかしボトルに添えてプレゼントすると気恥ずかしさも薄れるのではないでしょうか。
お祝いに適したお酒を選ぶときは、名前やメッセージを入れられるかどうかチェックしてみてください。
お祝いギフトにおすすめの日本酒3選
春の日本酒は、程よい酸味とふくよかな甘みが特徴です。
季節によく合う親しみやすい味わいで初心者から日本酒好きの方まで、幅広く愛されます。
お祝いにぴったりな日本酒を紹介します。
お祝い向け日本酒1.フルーティで飲みやすい「純米酒 写楽」
クセが少ない味わいで、いろいろな料理との相性がいい日本酒です。
酒米には福島県の酒造好適米として知られる「夢の香」を使用。
お米本来のふくよかな甘み、そして奥行きのある旨みのバランス感が光ります。
飲む時は20度前後の冷やが美味しいのがおすすめポイント。
春は常温で保管しておくだけで20度前後になり、お祝いとして持参する際も温度に気を付ける必要がありません。
おつまみを一緒にプレゼントしたい方にはホタルイカがおすすめです。
ホタルイカは春が旬で、菜の花と一緒に酢味噌和えにすると彩りあざやか。
日本酒によく合うため、きっと喜ばれます。
お祝い向け日本酒2.上品な甘みで女性に人気「鍋島 純米吟醸」
紫を基調としたクールなデザインと、風味豊かな後味が特徴の日本酒です。
1998年に誕生した比較的新しいブランドですが、国内外のコンテストの入賞歴もあり、実力は確か。
春らしいフレッシュさとフルーティさが両立されており、お酒初心者でもスイスイ飲めます。
キレのある風味で、お料理の味わいを妨げる心配もありません。
おつまみには春が旬のタイをはじめ、さわらやアジなどのお刺身がベストです。
日本酒の甘みとお刺身の旨みがタッグを組み、お口の中で幸せがはじけ飛びます。
門出を祝う1杯におすすめです。
お祝い向け日本酒3.キレのある果実感、間違いない選択「山本 純米吟醸 うすにごり」
雪深い秋田の雪どけをイメージした日本酒です。
日本酒度は3.0と辛口で、さらりとした飲み口のため、お酒初心者や女性にぴったり。
ピンク色のラベルが目を引き、お祝いとしてのほか、お花見に持っていく日本酒としても人気です。
飲みやすさの秘密は、程よい酸味と爽快な香りです。
口に含んだ瞬間から飲み下すまで、まとわりつくような日本酒独特の風味が少なく、お米のやわらかな甘みを楽しめます。
季節を感じられるパッケージと、春ならではの生酒を味わってみてください。
お祝いギフトにおすすめのビール3選
乾杯では定番のビールですが、クラフトビール人気もあって種類は豊富。
お祝いを贈る相手がビール好きとはわかっていても、どのビールが喜ばれるのか悩んでしまいます。
好み別におすすめのビールを紹介します。
お祝い向けビール1.プレミアムの定番「サッポロ エビスビール」
キレと濃厚さのバランス、香り高さ、飲みごたえ、どれをとってもトップクラスのビールです。
ビール通の好みはそれぞれですが、無難な選択をしたいときはエビスで間違いありません。
ビールそのものの味わいがしっかりとしていますが、幅広いおつまみと相性抜群。
こってり系からあっさり系まで、おつまみの味わいを選ばない懐の深さを感じられるビールです。
ただし、大切な方にプレゼントする前に自分で試してみる際は注意しましょう。
美味しさのあまり、プレゼント用に購入したぶんまで飲んでしまいかねませんよ。
お祝い向けビール2.女性への贈り物にぴったり「INEDIT(イネディット)」
クリーミーな泡立ちとフルーティな味わいが特徴のスペインビールです。
ビール特有の苦みはありますが、苦味よりも先に感じられるのは圧倒的華やかさ。
そして口に含んだ瞬間に弾けるフルーティな香りとすっきりとした後味。
筆者は、ビールを1~2杯飲んだらチューハイやハイボールを飲みます。
ビールを飲み続けるとお腹がいっぱいになってしまうためです。
しかしINEDITは違います。
「いくらでも飲み続けられる美味しさ」を実体験として経験できます。
ビールの苦味を好まない、お酒初心者や女性へのお祝いにどうぞ。
お祝い向けビール3.柑橘系の鮮やかな香り「よなよなエール」
甘み・コク・苦味・華やかな香りが調和したエールです。
販売されているビールのほとんどは喉ごしとキレが特徴のラガー。
対して、よなよなエールは香り高さと深い味わいが特徴のエールです。
エールは少しずつ楽しむのに向いており、ワインのように香りと味わいを楽しめるのが魅力です。
飲む際の適温は約13度と高め。
通常のビールよりも高いですが、そのぶん香りが際立ち、エールらしい味わいを堪能できます。
ゆったりと過ぎる贅沢な時間をプレゼントしたいときにぴったりなビールです。
お祝いにおすすめのスパークリングワイン3選
お祝いの席を華やかに彩るスパークリングワイン。
白・ロゼのほかに、甘口や辛口などと選ぶポイントは様々です。
今回は飲みやすさで厳選したスパークリングワインを紹介します。
お祝い向けスパークリング1.シャンパンの代名詞「モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンぺリアルNV」
すっきりとした辛口の味わいで、不動の人気を誇るスパークリングワインです。
鋭くもどこか優しい発泡感と、口に広がる爽やかなブドウの香りが特徴。
ちなみに、シャンパンはフランス・シャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワインをさします。
中でも「モエ」はシャンパンを代表する有名ブランドとして知られています。
かつてはF1グランプリで行われるシャンパンファイトのオフィシャルブランドにもなっており、プレゼントにもぴったり。
場の雰囲気をきらびやかに彩る1本で、お祝いの席を盛り上げてみてください。
お祝い向けスパークリング2.甘口で初心者にぴったり「ガンチア・アスティ・スプマンテ」
コスパ良好、かつ親しみやすい味わいで人気のスパークリングワインです。
産地はイタリア最北部のピエモンテ州。
良質なブドウを原料にして生産されるスパークリングワインは、甘みのある味わいで人気があります。
さらにマスカットに似た香りがやわらかに広がり、1,000円台で購入できるとは思えない質の高さ。
筆者が友人の誕生日に持参した際は、あまりの飲みやすさに30分ほどで1本あきました。
コスパがいいため、2本セットでプレゼントするのもおすすめです。
お祝い向けスパークリング3.甘やかな微発泡「クエルチオーリ・レッジアーノ ランブルスコ」
天然微発泡、ブドウの旨みが濃縮した甘やかなスパークリングワインです。
甘すぎず、後味がすっきりとしていて飲み飽きません。
絶妙な甘さと酸味のバランスを感じられます。
濃い赤色をしているため、赤ワイン特有の渋みがあるように感じるかもしれません。
しかし、実際に飲んでみると甘い味わいでスイスイ飲めるためご安心ください。
良心的な価格帯ですので、グラスと一緒にプレゼントしたいという方にぴったりです。
お祝いの気持ちをお酒に添えて、特別な時間をプレゼント♪
お祝い向けのお酒、いかがでしたでしょうか?
誰かに祝ってもらえるのは嬉しいものです。
心を込めたお酒のプレゼントは、きっと喜んでもらえますよ。