三重・滋賀のご当地鍋は、どちらもすき焼きベースで、味わいや食べ方に親しみやすいのが特徴です。
それぞれのご当地鍋を紹介しますので、自宅でも楽しんでみましょう。
三重・滋賀の地酒についても、あわせて参考になさってください。
滋賀県ご当地鍋!日本三大和牛を味わう「松坂牛すき焼き」
松坂牛は、肉質の柔らかさと脂の上品な甘みと香りが特徴です。
松坂牛のステーキや焼肉も人気ですが、すき焼きも人気があります。
人気の秘密は、柔らかな食感とお野菜に染み込んだ脂の旨味で、松坂牛の美味しさを二度楽しめること。
卵をからめた松坂牛やお野菜は、ごはんもお酒も進むこと間違いなしの美味しさです。
松坂牛は、ふるさと納税を利用して購入するのがおすすめ。
税金対策になるうえ、取り扱っている種類も豊富です。
松坂牛すき焼きにおすすめのお酒3選
松坂牛すき焼きにおすすめのお酒は以下の3つです。
さっそく、それぞれのおすすめポイントを見てみましょう。
お酒1.フルーティな香りと絶妙な旨味「伊勢角屋麦酒 ペールエール」
伊勢角屋麦酒 ペールエールは、三重県伊勢市で製造されているクラフトビールです。
香りと味わいのバランスが良く、乾杯から食中酒まで楽しめるのが特徴。
ホップの旨味と松坂牛の味わいが好相性で、口内に残った脂の旨味を流し込む瞬間がたまりません。
ビールの苦味に不慣れな方は、すき焼きに玉ねぎを入れて一緒に味わってみてください。
すき焼きのタレが染み込んだ玉ねぎが、ビールの苦味を緩和。
口内にはビールの旨味が残りやすくなり、フルーティな香りを堪能できますよ。
お酒2.華やかな香りと飲みごたえ「サンピースウイスキー」
サンピースウイスキーは、ハイボール向きで初心者向けのウイスキーです。
すき焼きのような濃い目の味付けに対して、すっきりとした味わいのお酒を合わせると、食べ飽きることなく楽しめるから不思議。
ハイボールの炭酸でお腹がふくれてしまったときは、水割りにしてみましょう。
ほのかな熟成香、そして穏やかな甘みが楽しめて、サンピースウイスキーの新たな一面を発見できます。
サンピースウイスキーはコスパも良好ですので、晩酌用の1本としてもおすすめです。
お酒3.軽やかな飲み口と爽やかな香りが絶品「而今(じこん)特別純米」
而今は、松坂牛すき焼きを特別な日に楽しみたい方向けのプレミアム日本酒です。
而今には、大吟醸・純米吟醸などがラインナップされていますが、特別純米は食中酒にぴったりの逸品。
注いだ瞬間に広がる爽やかな香り、口内に含んだときに広がる自然な旨味と酸味の絶妙なバランス感は、特別な日にふさわしい味わいです。
特別な日に飲めるプレミアムなお酒について、もっと詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。
滋賀県ご当地鍋!魚・お肉・旬の野菜を煮込む「じゅんじゅん」
じゅんじゅんとは、琵琶湖でとれるイサザ・ウナギ・ナマズなどと一緒に、旬のお野菜を煮込んだご当地鍋です。
具材を煮込むときの音が「じゅんじゅん」と聞こえるのが名前の由来なんだとか。
最近では、琵琶湖でとれるお魚以外にも、牛肉や鶏肉などをすき焼き風に味付けしたお鍋をじゅんじゅんと呼びます。
牛肉や鶏肉でじゅんじゅんを作るときは、一緒に煮込むお野菜にこだわってみましょう。
安土市で収穫される豊浦ねぎ・安土信長ねぎなどの食材は、じゅんじゅんとの相性が特によく、滋賀県の伝統野菜も楽しめて一石二鳥です。
滋賀県の特産品として知られる、T字麩や赤こんにゃくを入れても美味しいので、ぜひお試しください。
じゅんじゅんにおすすめのお酒3選
じゅんじゅんと好相性のお酒を選ぶポイントは、幅広い食材と相性のいいお酒を選ぶこと。
じゅんじゅんは、メインとなるお肉だけでなく、地物野菜を楽しめるのも特徴なためです。
それでは、さっそくじゅんじゅんと相性のいいお酒を見てみましょう。
お酒1.すっきりとした飲み口&優しい甘み「長濱蒸溜所 AMAHAGAN(アマハガン)ミズナラウッドフィニッシュ」
AMAHAGAN World Malt Editionは、日本最小規模の蒸溜所が提供する、甘やかなウイスキーです。
希少なミズナラを使った樽で熟成されており、甘やかな香りと爽やかで後残りのない味わいは、すき焼き系の味わいと相性抜群。
乾杯と食中はハイボールで、食後はストレートをお試しください。
ハイボールは爽やかな風味が引き立ち、ストレートは複雑な風味の中から甘みが引き立つ様子を楽しめます。
筆者が購入したときは、運悪くコルク不良に当たってしまいました。
もしもコルク不良に当たってしまった方は、すぐに長濱蒸溜所に電話してみてください。
丁寧な対応で、すぐに新しいコルク(予備付き)を郵送してくれるため安心です。
お酒2.しっかりモルト×柑橘香る「近江麦酒」
滋賀県の近江麦酒からは、幅広いビールが販売されています。
モルトと柑橘系の香りが特徴のペールエールのほか、オリジナルビールが豊富で、食材に合ったビール探しを楽しめるのも魅力のひとつ。
利き酒をしているつもりで、食材とビールの相性をチェックしてみましょう。
万が一、口に合わないビールがあったときの対策に、ジンジャーエールを準備しておくのも忘れずに。
ビールとジンジャーエールは1:1であわせると、シャンディガフというカクテルになります。
苦味とアルコール感が薄れて、お酒初心者でもスイスイ飲めるお酒に変身しますよ。
お酒3.やさしい甘みでコスパ良し「上原酒造 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒」
山廃仕込とはお酒を醸す手法のひとつをいい、複雑な味わいが特徴です。
備前雄町は、山廃らしい複雑な味わいながらも、まるみを帯びた甘みが広がる初心者向けの日本酒。
余韻は長めで、牛肉を使ったじゅんじゅんとよく合うのが魅力です。
食後に日本酒をじっくり味わうときは、ひと口の量を控え目にしてみましょう。
口に含んだ日本酒を舌の上で転がすと、複雑ながらも連携感のある深いコクを楽しめます。
三重・滋賀のご当地鍋はお酒によく合う♪
三重・滋賀のご当地鍋は、どちらもすき焼きベースで、お酒がすすむこと間違いなしです。
ご当地鍋は、地元食材にこだわってみてください。
地酒と一緒に楽しめば、まるで旅行をしているかのような感覚を楽しめます。