赤ワインとは黒色のブドウから造られるワインです。皮ごと醸造されるため赤色がついています。白ワインとの最大の違いは「皮ごと醸造」させることなので、皮を取り除いて醸造すると白ワインになります。
赤ワインには美容やアンチエイジングに役立つポリフェノールが豊富に溶け込んでいるので、美容や健康のために飲む方が増えているのも特徴です。
1本何百万円もするような高級品も存在し、一見敷居が高そうに見える赤ワインですが、実は1,000円前後でも十分に高級感を楽しめる物も数多く存在しています。
今回は2,000円クラスのワインと比較しても遜色ないワインを5つセレクトしてみました!!
コノスル・カベルネ・ソーヴィニョン
安い上にクオリティの高いワインでお馴染みのチリ産のワインの中で最も有名であろうコノスルの定番ワインです。チリ産の赤ワインらしい濃厚な味わいを堪能出来ます。南米は害虫が少ないため無農薬栽培・オーガニックワインであることも特徴の一つです。
スパイシーな味付けのステーキやブルーチーズなどと合わせると最高に幸せな気分になりますよ!!
○国名:チリ ○産地:セントラル・ヴァレー ○格付け: DOセントラル・ヴァレー ○ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン87%、メルロー8%、カルメネール2%、シラー2%、マルベック1% ○ボディ:ミディアムボディ ○飲み頃温度:13度 ○輸入元:スマイル ○合わせたい食事:ステーキ、チーズ全般
アルパカ・カルメネール
聞きなれない品種ですがメルロー種と遺伝的に近いブドウです。このカルメネール種は、ヨーロッパを襲ったブドウの病気「フィロキセラ」により150年以上前に絶滅したとされていました。が、実は絶滅前にチリに輸入されており1994年に偶然確認され話題を呼びました。(それまではメルロー種と思われていた)
すっきりとしていて飲みやすい上に価格も非常に手ごろで和食にも合わせやすいので赤ワイン初心者向けの1本です。
○国名: チリ ○産地: セントラル・ヴァレー ○格付け: DOセントラル・ヴァレー ○ぶどう品種:カルメネール100% ○ボディ: ライトボディ ○飲み頃温度:13~14度 ○輸入元:アサヒビール ○合わせたい食事:ビーフシチューなどの煮込み料理、しゃぶしゃぶ
カーサ・コレッタ マルベック
南米と言えばチリが有名ですが、近年はアルゼンチンも注目の産地です。南米らしくコスパの高さが最大の特徴であると言えます。特にメンドーサ地区は冷涼で日当たりの良い優良な畑が多数あり、フランス・ボルドーやカリフォルニアのナパヴァレーに並ぶような産地になると期待されています。
こってり系の中華料理などと合わせると面白いと思いますよ!!
○国名: アルゼンチン ○産地:メンドーサ ○格付け:DOメンドーサ ○ぶどう品種:マルベック100% ○ボディ:フルボディ ○飲み頃温度:14度 ○輸入元:東京実業貿易 ○合わせたい食事:ローストビーフ、スペアリブ、中華料理
サンパトリニャーノ オラ
カルディでもおなじみ、イタリアで最も格式のあるワイン評価誌「ガンベロロッソ」で最高賞。ラズベリーやプラムの豊かな果実香に、なめし革や土を思わせる複雑な香り。果実味たっぷりで程良い熟成感を感じるエレガントなワインです。
やはりイタリアンと合わせて楽しみたいワインです。
○国名: イタリア ○産地:エミリア州 ロマーニャ ○格付け: DOCサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ ○ぶどう品種:サンジョベーゼ100% ○ボディ:ミディアムボディ ○飲み頃温度:14度 ○輸入元:カルディコーヒーファーム ○合わせたい食事:ラザニア、スパゲッティ・ボロネーゼ、ピザなど、こってりとした肉料理とやトマトソースの料理
サンマルツァーノ イルプーモ プリミティーヴォ
イタリア産の赤ワインの特徴の一つとして酸味が強いことが挙げられますが、特にプリミティーヴォ種は色合いが濃く非常に酸味が強い品種です。しかし、このワインはベリー系の香りが心地よくタンニンは柔らかいので比較的飲みやすく仕上がっています。
トマトソースのパスタやチキンのトマト煮込みなどのイタリアンは無論のこと、すき焼きなどに合わせても面白いと思いますよ!!
○国名:イタリア ○産地: プーリア州 ○格付け:サレントIGT ○ぶどう品種:プリミティーヴォ種 100% ○ボディ:フルボディ ○飲み頃温度:13度 ○輸入元:モトックス ○合わせたい食事:トマトソースの料理全般、肉料理全般
セレクトした5つのワインは、ただ安いだけではなく品種や産地を厳選しているので、2,000円クラスのワインと比較しても十分に対抗できます。また、ネットでの購入はもちろんカルディやスーパーなど比較的身近なお店で入手可能なワインばかりです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!!