・夏らしいおつまみが知りたい
・パパッと簡単に作れるものがいい
という人へ向けて、「ゴーヤのおつまみ」を紹介します。
ゴーヤの生産地として有名な沖縄にいる筆者が、実際に居酒屋さんでよく出会うおつまみです。
切って混ぜるだけなので、ぜひ今夜のお酒のおともにしてください。
ゴーヤが一番美味しい季節は、6月~8月
ゴツゴツとした独特なフォルムに、苦みとシャキッとした食感が特徴的な、ゴーヤ。
旬は、6月~8月です。この時期が一番美味しい上に、お得な価格で買うことができます。
酒好きに嬉しい、ゴーヤの栄養素
ゴーヤといえば、ゴーヤチャンプルーが有名ですよね。ただ、実はおつまみや副菜としてもピッタリの野菜なんです。
ゴーヤ100gあたりに含まれる代表的な栄養素は、以下です。
・エネルギー 17kcal
・ビタミンC 76mg
・鉄分 0.4mg
・食物繊維 2.6g
・カリウム 260mg
ゴーヤに含まれるビタミンCは、なんとレモンの約3倍。カリウムは、牛乳の約14倍含まれています。
ビタミンCは、アルコールを分解・肝臓の機能を促進してくれる成分です。
また、お酒を飲むときに塩っけが多いものを食べたくなりますが、カリウムのパワーによって体の水分循環をよくしてくれます。
そのため、ゴーヤは二日酔い対策に効果的だと言われています。
ゴーヤの選ぶときのコツ
ゴーヤは、炒める・サラダで食べるのかによって、選び方のコツが変わります。
いったいどのようなコツがあるのでしょうか。
1.炒め物向け:固い・色が濃い・ゴツゴツしている
固くて深い緑色のゴーヤは、炒めてもシャキッとした食感を楽しめます。
ゴーヤの表面のゴツゴツがギュッと集まったものは、新鮮で苦め。チャンプルーなどの炒め物にピッタリです。
2.サラダ向け:おっきい・色が薄いもの
大きくて色が薄いゴーヤは、水分がたくさん含まれていて、苦みも弱め。
生でサラダにしても食べやすいゴーヤです。今回紹介するレシピでは、サラダ向けのゴーヤを使います。
ゴーヤのおつまみレシピ
今回紹介するのは、ゴーヤとツナの和え物。
沖縄の居酒屋さんで出会ったメニューです。お弁当の副菜としてもよく見かけます。
材料
・ゴーヤ半分(小さめなら1本)
・鶏ガラスープの素(小さじ1)
・ごま油(大さじ1)
・ツナ缶(1缶)
作り方は、切って混ぜるだけ!
①ゴーヤを半分にカットします。
②中の部分を取り除きます。
③ゴーヤを薄めにカット(お好みで分厚くてもOK)します。
④軽く塩もみします。
⑤ゴーヤがしんなりしたら、流水で洗って水気を切ります。
⑥鶏ガラスープの素・ごま油・ツナ缶を入れます。お好みで黒コショウを入れてください。
⑦混ぜます。
⑧完成!冷蔵庫で保存もOKです。
ちなみに筆者は、ツナ缶なしバージョンもよく食べます。
サラダとしてわしわし食べたいときは、塩もみの工程を省いてシャキシャキ感を活かすところがポイントです。
アレンジいろいろ!
定食の添え物でよく見かけるのは、「スルメと酢」を入れたものです。
紹介したレシピで、塩もみまでは一緒。そこから、スルメと、酢、お好みで砂糖を少々入れて混ぜれば完成です。
安い・作るのが楽・飽きがこない、って大切。
おつまみレシピを調べると、材料や工程が多いと、一気に作るのが面倒になってしまうこと、あると思います。
手が込んだものを作る楽しみもあります。
ただ、「早く飲みたい!」というときは、作る工程・材料が少なければ少ないほど楽ですよね。
ゴーヤは、切って洗うだけでサラダ感覚で使える、便利な野菜。
他の野菜と違うところは、素材の味がしっかりしていることと、歯ごたえと食感。
ゴーヤ単体ですでに満足感があるので、調味料と混ぜるだけでも立派なおつまみになります。
ゴーヤをおともに、夏のお酒タイムを満喫しよう!
ゴーヤは、お酒好きに嬉しい栄養素がいっぱいで、切って混ぜるだけでおつまみになる便利な食材です。
ぜひゴーヤをおつまみにして、夏のお酒タイムを満喫してみてください。