ハタチになると、飲み会や成人式などお酒を飲む機会も出てきます。
飲み慣れないお酒にワクワクする一方で、少し不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、初心者が失敗しないためのお酒の飲み方を詳しく解説します。
宅飲み・外飲みそれぞれのおすすめなお酒と併せて、ぜひご覧ください。
【初心者向け基礎知識】お酒の適量は人それぞれ異なる
身長に個人差があるように、お酒の適量も人それぞれ異なります。
お酒で失敗しないためにも、まずは、自分の適量を理解することが重要です。
この章では、初心者に向けた基礎知識である、お酒の適量について詳しく解説します。
適量以上のお酒を飲むとどうなる?
適量の飲酒であれば、気分の高揚やストレスの発散など体に良い影響を及ぼします。
しかし、適量を超えてしまうと、下記のような症状が出る可能性があるため注意が必要です。
- 吐き気
- めまい
- 頭痛
- 意識障害
また、最悪の場合、急性アルコール中毒になり、死に至るケースもあります。
友人や先輩との飲み会を楽しむためにも、飲酒は適量を守ることが重要です。
自分の適量を確認する方法
お酒とうまく付き合っていくためにも、まずは自分の適量を理解することが必要です。
お酒の適量を確認する方法は、次の2つがあります。
- 病院での検査
- 実際にお酒を飲んで確かめる
病院での検査は、5,000円ほど掛かる上に検査期間も要するため、実際にお酒を飲んで確かめる方がよいでしょう。
ただし、中には体質上アルコールを全く受け付けない人もいるため、まずはパッチテストから始めるのがおすすめです。
パッチテストとは、消毒用アルコール・エタノールを皮膚に塗り、その後の経過をみること。
パッチテストの正しいやり方は、ビールで有名なアサヒビールのホームページで解説されているため、ご参考ください。
パッチテストの結果、アルコールの摂取に問題がない場合には、アルコール度数の低いお酒を少量ずつ飲み、自分の適量を確認するとよいでしょう。
具体的には、アルコール度数8%以下のチューハイやビールなどから始めるのがおすすめです。
アルコール度数の高いワインやウイスキー・焼酎などの蒸留酒は、適量を超過する恐れがあるため、おすすめできません。
まずは色々なお酒で自分の適量やお酒の相性を確認するとよいでしょう。
その過程で、自分好みのお酒が見つかるかもしれませんよ。
お酒が弱くても飲み方に注意すれば大丈夫
お酒を実際に飲んでみた結果、少量で酔ってしまう方も中にはいらっしゃるでしょう。
特に男性の方の場合、お酒が弱いことを恥ずかしく感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、お酒の強さは人それぞれ異なるため、仮に弱かったとしても恥ずかしいことではありません。
また、お酒が弱い方でも飲み方にさえ注意すれば、さまざまなお酒を味わえますし、友人や先輩との飲み会を楽しめます。
初心者が失敗しないためのお酒の飲み方
初心者がお酒で失敗しないためには、下記の飲み方を実践することが大切です。
- お水と一緒にお酒を飲む
- お酒を割って楽しむ
- 食事と一緒にお酒を飲む
- 自分のペースで楽しむ
上記の飲み方をすることで、酔い潰れるリスクや体への負担を軽減でき、安心して飲みの席を楽しめます。
飲み方1.お酒をお水と一緒に飲む
初心者が失敗しないためには、お酒をお水と一緒に飲むことが大切です。
お水と一緒にお酒を飲むことで、アルコールの吸収スピードを和らげ、酔いにくくなります。
また、二日酔いや脱水症状の防止にもつながるため、体への負担も軽減できます。
お酒と一緒に飲む水のことを、日本では和らぎ水と呼び、海外ではチェイサーと呼びます。
一般的に和らぎ水は、日本酒やウイスキーなどのアルコール度数が高いお酒と一緒に飲みますが、初心者の方はお酒の種類に関係なく飲んでおくとよいでしょう。
飲み方2.お酒を割って楽しむ
失敗しないための2つ目の飲み方は、お酒を水やジュースで割って楽しむことです。
お酒をノンアルコール飲料で割ることで、アンコールの刺激が抑えられて飲みやすく感じるはず。
また、アルコールの摂取量自体も抑えられるため、先ほどの和らぎ水と同様の効果が得られます。
ちなみに、お酒をノンアルコール飲料で割ったものをカクテルと呼びます。
居酒屋などで提供されるカクテルは、アルコール度数が10%以下に抑えられているため、お酒が弱い方でも挑戦しやすいでしょう。
オレンジジュースやコーラ、ジンジャーエールなど割り方は自由なので、自分好みの1杯を探してみても楽しいでしょう。
飲み方3.食事と一緒にお酒を飲む
失敗しないためのお酒の飲み方3つ目は、食事と一緒にお酒を飲むこと。
居酒屋では、料理よりもお酒が先に提供されるため、ついつい空腹状態でお酒を飲みがちです。
しかし、空腹の状態でお酒だけを飲むと、急速にアルコールが吸収されてしまい酔いが回りやすくなります。
そのため、お酒を飲む際にはご飯と一緒に飲むことを心掛けましょう。
飲み方4.自分のペースで楽しむ
失敗しないためのお酒の飲み方4つ目は、自分のペースでお酒を楽しむこと。
一見すると当たり前に聞こえますが、飲みの席では、「一気飲みしろ〜」「もっと飲め〜」などお酒を無理に勧めてくる人が少なからず存在します。
しかし、お酒を無理に飲んで酔っ払ったり、気分が悪くなったりするのはあなた自身ですから、無理をせず自分のペースで楽しむことが大切です。
ただし、お酒を飲み慣れないうちは、どのくらいのペースで飲めばいいのかわからないはず。
自分のペースがつかめるまでは、とにかくゆっくり飲むことを意識するとよいでしょう。
【宅飲み向け】初心者でも飲みやすい市販のお酒5選
ハタチになれば、自宅や友達の家などでお酒を飲む機会も増えると思います。
この章では、宅飲みにおすすめな市販のお酒を5つ紹介します。
- ほろよい
- 檸檬堂 はちみつレモン
- チョーヤ さらりとした梅酒
- ザ・プレミアム・モルツ 香るエール
上記は、全国のスーパーやコンビニで購入できるため、気になるものがあればぜひ試してみてください。
おすすめ1.ほろよい
ほろよいは、アルコール度数3%の初心者でも飲みやすいお酒です。
ラインナップが豊富で、常時16種類ほどが販売されています。
また、季節によって期間限定商品が発売されるため、ついつい試したくなるでしょう。
固定商品だけを見ても、梅・グレープ・ももなどのフルーツ系から、コーラ・ジンジャーエール・ビタミン炭酸までいろとりどり。
友達とシェアしながら、さまざまな種類を飲み比べてもよいでしょう。
おすすめ2.檸檬堂 はちみつレモン
檸檬堂 はちみつレモンは、レモンの酸味とハチミツの甘味が絶妙にマッチしたお酒です。
酸味が強すぎず、甘過ぎずでゴクゴク飲めるでしょう。
ピザ・唐揚げ・ポテトなどの料理と相性が良く、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。
このほかにも、アルコール度数の高い定番レモンや塩レモンもあるため、レモン好きな方はぜひ試してみてください。
おすすめ3.チョーヤ さらりとした梅酒
3つ目に紹介するのは、さ〜らりとした〜う〜め〜酒♪でお馴染みのチョーヤ さらりとした梅酒です。
梅の良い香りと甘味が特徴的なお酒です。
後味もスッキリしているため、和食を中心に食事との相性も抜群。
ただし、アルコール度数が10%とやや高いため、炭酸割りや氷を多めに入れるのがおすすめです。
自分好みの濃さに調節できるため、お酒初心者の方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
おすすめ4.ザ・プレミアム・モルツ 香るエール
ザ・プレミアム・モルツ 香るエールは、とにかく飲みやすいビール。
ビールと聞くと、苦くて後味が悪いお酒をを想像するかもしれませんが、ザ・プレミアム・モルツ 香るエールは一味違います。
日本で親しまれているビールは、苦味とスッキリとした味わいが特徴のラガービール。
ザ・プレミアム・モルツ 香るエールは、フルーティーな香りと苦味が少ないのが特徴のエールビールで、それぞれ製法が異なります。
クセが少なく、香り豊かなザ・プレミアム・モルツ 香るエールを、初めてのビールにしてみてはいかがでしょうか。
【外飲み向け】初めてでも楽しめる初心者向けお酒3選
居酒屋はドリンクメニューが豊富なため、何のお酒を頼めばいいのか迷うでしょう。
この章では、外飲み向けのおすすめなお酒を3つ紹介します。
- レモンサワー
- カシスソーダ
- シャンディーガフ
上記は、多くの居酒屋で提供されているため、メニュー選びで迷った際に注文してみてはいかがでしょうか。
おすすめ1.レモンサワー
1つ目のお酒は、独特な酸味が特徴のレモンサワー。
レモンサワーのアルコール度数は、低めに設定されているため、お酒初心者の方でも飲みやすいはず。
そして何より、居酒屋の食事と相性が抜群です。
居酒屋の料理の多くは、アルコールにより味覚が鈍ることを考慮し、濃いめに味付けがされています。
味付けの濃い料理とレモンサワーの酸味は、恐ろしいほどよくあいます。
もし、居酒屋に行く機会があれば、レモンサワーを注文してみてはいかがでしょうか。
おすすめ2.カシスソーダ
口の中に広がるフルーティーな香りとパチパチ弾けるスパークリングが特徴のカシスソーダ。
カシスソーダは、女性からの絶大な人気を誇るお酒。
カシスの程よい甘さ加減とソーダのスッキリな後味は、間違いなくクセになるでしょう。
アルコール度数も低く設定されているため、お酒が弱い方でもおいしく味わえます。
おすすめ3.シャンディガフ
3つ目に紹介するのは、ビールの苦味とジンジャーの甘味・辛味が絶妙にマッチしたシャンディガフ。
シャンディガフとは、ビールをベースにジンジャーエールで割ったカクテルのことです。
ビールの香りを残しつつも、ジンジャーエールの甘味で飲みやすさがアップ。
居酒屋に限らずレストランでも提供されるなど、幅広い料理に適しています。
また、お店によって扱うビールは違うため、それぞれの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
初心者×お酒。適量を守って上手に楽しもう
この記事では、初心者が失敗しないためのお酒の飲み方を詳しく解説しました。
お酒の適量は人それぞれ異なるため、まずは自分の適量を把握することが大切です。
お酒を飲み慣れていないうちは、つい飲み過ぎてしまい失敗するケースも多いため、今回解説した4つの飲み方を実践してみてください。