ビールの苦味や、チューハイのアルコール感など、お酒の飲みにくさを感じた経験のある方が多いのではないでしょうか。
特にビールは苦味が強く、美味しさがわからないという初心者の声も良く耳にしますよね。
そこで今回は、初心者が飲みやすいお酒と一緒に、飲みにくいと感じていたお酒を美味しく飲める方法を紹介します。
お手軽・簡単なアレンジで、まずいお酒がメチャ旨になるので、ぜひ試してみてください。
乾杯の鉄板!お酒初心者にもおすすめの「ビール」
飲み屋さんでは「とりあえずビール!」と注文する方が多いです。
苦味があるからこそのすっきりとした飲み心地は、仕事終わりの一杯として最高。
お酒初心者にとっては、ニガテなお酒かもしれませんが、飲み慣れると世界が変わります。
初心者が慣れるためのビールと、喉ごしを楽しむのにぴったりなビール、ビールを美味しくするアレンジ方法を紹介します。
低アルコールでお酒初心者も飲みやすい「アサヒビール ビアリー」
アルコール度数0.5%、ビールのような雰囲気の、初心者向けのお酒です。
ビールのような味わいと謳っていますが、ビールに比べて飲みやすい味わいになっています。
アルコール感がなく、ビールよりも飲みやすいので、ビールに慣れたいという初心者にぴったり。
調子の乗って飲みすぎても、アルコール度数が低いため、悪酔いする心配がないのもメリットです。
おつまみは、自然な甘みでビールの苦味を緩和してくれる枝豆がおすすめ。
枝豆とビールの、留まるところを知らないループをお楽しみください。
キレのある味わいでお酒初心者も喉ごしを楽しめる「アサヒ スーパードライ」
キレのある味わいとは、爽快感が感じられる、すっきりとした味わいのこと。
アサヒ スーパードライは、爽快感のあるキレを追求し、飲み飽きずに楽しめるのが特徴です。
お酒大好きな筆者が最近ハマっているのは、塩を軽く振って焼いた牛赤身肉と一緒に楽しむ方法。
キッチンに立って、お肉を焼く準備をしながら、まずは一本。
体とお肉の準備が整ったら、マイペースで牛肉を焼いきながらビールを飲み進めます。
牛赤身肉はヘルシーなおつまみなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
【ビールがおいしくなるカクテル】苦味を和らげてくれる「シャンディガフ」
準備するもの
- ビール
- ジンジャーエール
シャンディガフの作り方
- ビールと同量のジンジャーエールで割る
- 完成
ビールをジンジャーエールで割るだけなので簡単です。
ジンジャーエールのスパイシーさがビールの苦味を和らげて、とても飲みやすくなります。
よりおいしく飲むために、ビールやジンジャーエールはゆっくりと注ぎましょう。
炭酸感を損なわず、爽快感のある味わいを楽しめます。
シャンディガフでも苦味が強いと感じたなら、ジンジャーエールの代わりにコーラを使ってみてください。
ジンジャーエールよりもコーラのほうが甘いため、ビールの苦味をさらに感じにくくしてくれます。
手軽さとバリエーションの豊富さで人気の「缶チューハイ」
「安い・手軽・すぐ酔える」の三拍子がそろっているのが魅力です。
糖質ゼロやプリン体ゼロの商品も販売されており、健康志向の方にも嬉しいお酒として知られています。
最近新発売された、炭酸水感覚のチューハイや、酔っぱらいたい方向けの飲みやすいストロング缶を紹介します。
甘すぎず食中酒にも使える飲みやすさが魅力「サッポロ ウォーターサワー レモン」
アルコール度数が3%でアルコール感を感じず、甘すぎない味わいが魅力です。
お酒大好きな筆者も試してみましたが、レモン風味の炭酸水にしか思えませんでした。
ちょうど喉が渇いていたのもありますが、気が付けば350mlを一気に飲み干してしまえる飲みやすさは、まさに炭酸水感覚。
甘味が少ないため、食中酒としてもぴったりのチューハイです。
缶チューハイに飲みにくさを感じている方は、ぜひお試しください。
飲みやすくすっきりとしていおり、クセになる味わいです。
ガツンとした飲みごたえが魅力の「サントリー ストロングゼロ ダブルレモン」
ストロングゼロのダブルレモンは、甘みが強め。
しかし甘みが強めだからこそ、9%のアルコール度数の高さを感じさせません。
すきっ腹で飲むと、30分で泥酔してしまう「飲み潰れたい夜」におすすめのチューハイです。
飲みすぎによる悪酔いや二日酔いのリスクもあるため、おつまみを工夫しましょう。
枝豆や豆腐、豚肉を中心としたおつまみは、アルコール分解促進や排出効果に期待できます。
ツラい二日酔いに悩まされる心配なく、ストロング缶を楽しめるため、ぜひ一度お試しください。
【缶チューハイが苦手でも楽しめる】果物缶を使った「サングリア風カクテル」
準備するもの
- ストロングチューハイ(ドライ味)
- サイダー
- 果物の缶詰(ミックス)
サングリア風カクテルの作り方
- チューハイを適当な容器に入れる
- 果物缶の果物を入れる
- サイダーを入れる
- 完成
お酒大好きな筆者が、多人数のバーベキューの際によく作ります。
果物缶の残り汁はお好みで投入して甘さを調整、サイダーは飲みやすい度数になるまで入れるのがポイント。
ミントの葉や輪切りのレモンを添えれば、見た目でも楽しめます。
ただし、味見のしすぎは注意してください。
みんなが集まるまで「練習」のつもりで味見をしていると、本番開始前に酔いが回ってしまいます。
無糖でヘルシー&飲みやすいハイボールが人気の「ウイスキー」
糖質とプリン体がゼロでヘルシーさで人気のウイスキー。
1本5,000円程度のウイスキーでも、ハイボールにするとビールよりもコスパが良くなる点も魅力です。
甘い風味のウイスキーと、華やかな香りのウイスキーを紹介します。
お好みのウイスキーで楽しいひと時をお過ごしください。
初心者におすすめ!甘くフルーティな香りが広がる「ブラックニッカ リッチブレンド」
熟した果実のようなフルーティさを持つウイスキーと、甘く香ばしい風味のウイスキーをブレンドしています。
フルーティさと甘さのバランス感が良く、お酒初心者が親しみやすい味わいなのが特徴です。
おすすめの飲み方はハイボールですが、甘みを強く感じたいなら、氷を入れずに飲んでみてください。
氷でウイスキーが冷えないので、香りが立ちやすく、楽しみやすくなります。
筆者がよくやる飲み方は、ウイスキーと炭酸水を1:1で割る方法です。
濃いめのウイスキーの風味で、飲みごたえ抜群、ばっちりしっかり酔っぱらえます。
日本人好みの味わいで初心者も飲みやすい「サントリー 角瓶」
どのウイスキーにしようか迷ったなら、サントリーの角瓶がおすすめです。
ハイボールにすると、ウイスキーの独特な風味が薄れ、代わりに華やかな香りが顔を出します。
稲刈りやりんごの収穫など、農作業の後にハイボールを飲めば、慣れない仕事で火照った体を内側から冷やせます。
筆者はついつい一気に飲み干してしまいますが、お酒初心者の皆さんは急性アルコール中毒予防のためにも、ゆっくりと飲んでください。
【甘いウイスキーを楽しめる】簡単手軽に作れるカクテル「ゴッドファーザー」
準備するもの
- ウイスキー:45ml
- ディサローノ アマレット:15ml
ゴッドファーザーの作り方
- 氷を入れたグラスにウイスキーとアマレットを入れて混ぜる
- 完成
アマレットのアーモンドの香りと甘い味わいで、ウイスキーに飲みにくさを感じている方でも、親しみやすい味わいになります。
味わいの深さがあり、ウイスキー通が楽しめるのも特徴です。
映画を見ながら、ナッツと一緒に楽しんでみてください。
いつもよりも、ちょっと贅沢な時間を過ごせます。
お米の優しい風味と柔らかな甘味が特徴の「日本酒」
「日本酒は度数が高い」というイメージを持っていたり、「独特の風味がニガテ」と感じていたりする方が多いかもしれません。
しかし、最近の日本酒はフルーティさがあり、お酒初心者が親しみやすい味わいになっています。
飲みやすさとコスパを重視した2つの日本酒を紹介します。
発泡していて初心者も飲みやすい「新政 亜麻猫(あまねこ)」
日本酒に対するイメージが180度変わる可能性のあるお酒です。
筆者は初めて飲んだ時に「目からウロコ」を経験しました。
「日本酒=ビールでお腹が膨れた後にゆっくり飲むお酒」というイメージでしたが、亜麻猫(あまねこ)は違います。
発泡性なので、乾杯からガンガンいけて、後味も爽やか。
720mlがあっという間になくなります。
開封時は中身が噴き出す可能性があるため、ゆっくりとキャップをひねらなければいけませんが、飲んで損のない味わいです。
日本酒に苦手意識を抱いている方は、ぜひ一度お試しください。
きっと虜になってしまいます。
ガッツリ飲みたいお酒初心者におすすめのカップ酒「日本盛」
質よりも量重視で、ガッツリ飲みたいなら「日本盛」がベスト。
お手頃価格で、日本酒が300mlとたっぷり入っています。
日本酒らしいお米の甘みがあるため、おつまみはキュウリやナスのお漬物がいいでしょう。
お漬物を買う際、しじみのお味噌汁を一緒に購入するのがおすすめです。
ガッツリ飲みすぎて二日酔いになっても、しじみパワーでアルコールの分解を促進できます。
【日本酒をジュース感覚で飲める】さっぱりとした甘味の「カルピシュ」
準備するもの
- 日本酒
- カルピスの原液
カルピシュの作り方
- 日本酒とカルピスを1:1で混ぜる
- 完成
ニガテなのに、お中元やお歳暮で日本酒を頂いた時にはカルピシュを作りましょう。
日本酒が乳酸菌飲料のように飲みやすくなり、飲みにくいと感じていた日本酒があっという間になくなります。
15%ほどある日本酒のアルコール度数が、7~8%にまで下がるのもポイントです。
アルコール感を感じなくなるため、飲みやすさに拍車をかけています。
あまりに飲みやすいので、飲みすぎには注意してください。
カルピスと日本酒には糖質が含まれているため、二日酔い&体重増加の原因になりかねません。
お酒初心者が飲みやすいお酒で素敵な夜を過ごそう♪
飲みにくいお酒も、アレンジ次第では飲みやすいお酒に変身します。
アレンジ方法も、ハイボールを作るのと変わらない程度の手間で済む簡単なレシピだけを紹介したので、ニガテなお酒がある方はぜひ挑戦してみてください。
お酒をもっと楽しめるようになるはずです。