ノンアル・低アル・低糖質のビールが続々と販売され、注目を集めています。
アルコール度数が低いお酒は悪酔いの心配が少なく、低糖質なお酒は体重や体型の管理がしやすいためです。
しかし、ノンアル・低アル・低糖質のビールは各社からたくさん販売されており、選ぶのもひと苦労。
そこで、おすすめのノンアル・低アル・低糖質ビールを紹介します。
筆者の体験談も紹介しますので、あわせて参考になさってください。
ノンアル・低アル・低糖質の定義は?普通のビールとの違いとは
ノンアル・低アル・低糖質のビールは、通常のビールと何が違うのでしょうか。
わかるようでわからない、通常のビールとの違いを解説します。
トリビアではありますが、知っているとビールをもっと楽しめるようになります。
ノンアルはアルコール度数0.05%未満のビール
ノンアルコールビールとは、アルコール度数を限りなく0%に近付けたビールです。
法的には酒類とみなされておりませんが、ノンアルビールの製造元は20歳以上への提供を前提として販売しています。
ノンアルビールにアルコールはほぼ含まれませんが、中には酔っ払ったような気分を感じる方も。
筆者も、会社の飲み会でノンアルビールを飲んだ際、ふわりと酔っ払ったような感覚を覚えました。
周囲の雰囲気に流されたのもありますし、ノンアルビールがアルコールを含んだビールに似た味わいだったためでしょうか。
ノンアルビールは、悪酔いの心配なく、場の雰囲気を楽しめるのが魅力です。
低アル・微アルはアルコール度数3%未満のビール
低アルコール・微アルコールビールは、度数が低いですがれっきとしたお酒です。
お酒が弱い体質の方のアルハラ対策や、お酒を飲みたい気分でも深酒できない日のビールとして活躍します。
法的には10%未満は低アルコールと定められていますが、3%未満のお酒として認識されているのが一般的です。
最近では、悪酔いの心配なくビールを楽しめる微アルビールが増えています。
微アルビールの味わいは、アサヒスーパードライやキリンラガーなどと比較すると薄さを感じますが、第3のビールと同じ感覚で十分に楽しめます。
へべれけにならず、スマートにビールを楽しみたい方におすすめです。
低糖質は100mlあたりの糖質が2.5g未満のビール
低糖質ビールは、ダイエット中のご褒美に最適です。
ビールの350ml缶に含まれる糖質は約11gで、2本飲むとごはん1杯分の糖質を摂取してしまいます。
そのためビールが好きな方の中には、糖質を気にしておつまみを選んだり、運動してカロリーを消費したりされるケースも。
しかし低糖質ビールを選べば糖質に敏感にならずにすみます。
近年増えている糖質0のビールは、ダイエット中でも罪悪感なくビールを楽しめるのが魅力です。
後ほど詳しく紹介しますが、筆者のおすすめはキリンの一番搾り 糖質0です。
どんなビールなのかをすぐに知りたい方はこちらからどうぞ。
【ノンアル】ビールテイストを楽しめるビール2選
ノンアルビールといっても、様々なメーカーから販売されています。
それぞれに違った味わいがありますが、せっかくなら美味しいノンアルビールを楽しみたいもの。
様々なノンアルビールを飲み比べた経験のある筆者おすすめのノンアルビールを紹介します。
ノンアルビール1.美味しいコク&すっきり後味「キリン 零ICHI」
エネルギー(100mlあたり):9kcal
脂質(100mlあたり):0g
糖質(100mlあたり):2.0g
プリン体(100mlあたり):0~2.3mg
キリンの一番搾りビールと同じ製法を用いて、麦の旨味をしっかりと引き出したノンアルビールです。
「ノンアルもここまで進歩したか」と感じさせる味わいで、鶏やイカの唐揚げと相性ぴったり。
麦の味わいを堪能できますが、後味が爽やかなので飲み飽きる心配はありません。
低カロリーなのも大きな魅力です。
カロリー対策に悩まず、食事と一緒に楽しめます。
アルコールは全く含まれていないため、お出かけ先で味わうビールテイスト飲料としてもおすすめです。
ノンアルビール2.トクホで安心!カロリー&糖質ゼロ「アサヒ ヘルシースタイル」
エネルギー:0kcal
脂質:0g
糖質:0g
プリン体:不明
「おつまみでは足りず、食事と一緒にノンアルビールを楽しみたい」という方におすすめです。
ノンアルビールですが、食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにするトクホマークが安心の証。
ただし、トクホは飲みすぎると体に負担がかかるケースがある点に注意です。
標準的な体型の方は1日1本、ぽっちゃりさんは1日1~2本をめやすにしてください。
お茶やコーヒーの代わりに、食事のお供として活躍してくれるノンアルビールです。
【低アル・微アル】初心者におすすめのビール2選
お酒初心者によくあるのが、自分の限界を超えた飲酒です。
そのため、アルコール度数が低いビールから試すのがおすすめ。
アルコール度数が低く、ビールの魅力が存分に引き出された低アル・微アルビールを紹介します。
微アル・低アル1.DIYの合間にぴったり!アルコール度数0.5%「アサヒ ビアリー」
エネルギー(100mlあたり):33kcal
脂質:0g
糖質(100mlあたり):7.4g
プリン体(100mlあたり):6.8mg
休日に楽しむ昼酒にぴったりの微アルビールです。
DIYやアクティビティで汗をかくと、ビールをグイっと飲みたくなるもの。
しかし、通常のビールでは酔いが回り、飲んだ後の行動が制限されてしまいます。
そこでおすすめなのがビアリーです。
アルコール度数が低く、酔いが回り過ぎないため、飲んだ後にだらけてしまう心配がありません。
ひと汗かいたその後の、格別な1杯をお楽しみください。
微アル・低アル2.麦芽100%!ビール好きも納得の「サッポロ ドラフティ」
エネルギー(100mlあたり):12kcal
脂質:0g
糖質(100mlあたり):1.2~2.2g
プリン体(100mlあたり):6.8mg
ビールと勘違いしてしまうような味わいに驚きます。
筆者は「はい、ビール」と言われ、何の疑いもなく飲みました。
自宅にあるカーポートの雪下ろし作業中だったため、昼から飲むビールに幸せを感じたものの、なかなか酔いが回りません。
不思議に思いながら雪下ろし後に確認するとドラフティだったと判明し、自分の味覚センスのなさにちょっとがっかり。
しかし、ドラフティはそれほどまでにビールに近いテイストを楽しめる微アルビールです。
ビールの美味しさはそのままに、酔いつぶれる心配のない昼酒を楽しめます。
【低糖質】ダイエット中も楽しめるビール2選
低糖質ビールを飲む前に覚悟していただきたいポイントがあります。
低糖質ビールを知ると、通常のビールには戻れなくなる可能性がある点です。
低糖質ビールには、ビールらしい風味と旨味があり、ストレスフリーで楽しめるためです。
ダイエット中もビールをやめられなかった筆者おすすめの低糖質ビールを紹介します。
低糖質ビール1.糖質ゼロの生ビール「キリン 一番搾り 糖質0」
エネルギー(100mlあたり):23kcal
脂質:0g
糖質:0g
プリン体:不明
キリンが誇る一番搾りの味わいはそのままに、糖質0の生ビールを楽しめます。
しっかりとした麦芽の風味、クリアな味わいは糖質0とは思えない仕上がりです。
ビールのおつまみは揚げ物をイメージする方が多いかもしれませんが、キリンの糖質0は海鮮系もおすすめ。
筆者はお雛様メニューと一緒に楽しみましたが、マグロ・カンパチ・サーモンなどと、糖質0のクリアな味わいが相性抜群でした。
ダイエット中のビールは、ヘルシーな海鮮系おつまみをお供にどうぞ。
低糖質ビール2.芳醇な麦の味わい「アサヒ 贅沢ゼロ」
エネルギー(100mlあたり):39kcal
脂質:0g
糖質:0g
プリン体(100mlあたり):2.2mg
酔っ払うのが好きな方におすすめの低糖質ビールです。
アルコール度数が6%あり、今回紹介した中では最も高いため、手っ取り早く酔っ払えます。
酔いが早く回れば飲むビールの量が少なくなり、コストを押さえつつダイエットできて一石二鳥。
ただしアルコール度数が高めのビールは、おつまみと一緒に飲まなければ悪酔いする場合もあります。
ダイエット中におすすめのおつまみは、天然のサプリとも言われるナッツや、脂肪分解作用に期待できるハイカカオチョコです。
ビールを飲む前に、コップ1杯のお水を飲みながらおつまみを食べるとより効果的。
飲酒前の水分補給は脱水を予防して、お通じや乾燥肌の悩みが少なくなります。
ダイエット中のおつまみは、下記記事で詳しく紹介していますので、参考になさってください。
ノンアル・低アル・低糖質のビールはリアルな味を楽しめる
ノンアル・低アル・低糖質ビールが販売されたばかりの頃は、ビールとは程遠い味わいの商品もありました。
しかし近年では、ビールと間違うほどの味わいに仕上がった商品がほとんどです。
シーンに合わせてビールを選べば楽しみ方は無限大。
自由な時間を心ゆくまでお楽しみください。