今回は、竹書房「月刊まんがくらぶ」で連載中の「のみじょし」(迂闊)から、ビールの紹介です。
タイトルの「のみじょし」は「飲み女子」のこと。帯には「酒好きアサラー女子の呑ん兵衛コメディ」とあります。「30歳で女子?」ってな突っ込みも少なからずあると思うんですが、それ以上に女性からの応援もあるかと思います。
主人公は‘みっちゃん’こと、高瀬道子さん、29歳。
眼鏡をかけた真ん中の女性で、とある会社でOLをしています。
向かって左のショートヘアが宮内美園さん(29)。書店の店員をしており、筋トレと日本酒が好みの巨乳さんです。右のフワフワヘアが東雲ゆきさん(29)。結婚していて、男の子が2人いる主婦の巨乳さんです。再び高瀬道子さん、巨乳じゃないことも含めて、いろんな意味で、少々残念(漫画ママ)な女性です。
漫画では、この3人、特にみっちゃんを中心に、飲み明かす日々を描いています。
2杯目「みっちゃんビアガーデンに行く」では、タイトルまんまですが、3人そろってビアガーデンに行きます。メニューで見つけたのは地ビール。飲み比べた結果、美園さんはペールエールが、ゆきさんはスタウトが好み。ビール好きのみっちゃんは……
ヴァイツェン、しかも思い出のビールなのだそうです。
「ヴァイスヴルスト(白いソーセージ)」や、カードゲームの「ヴァイスシュヴァルツ(白と黒)」などでもおなじみでしょうか。ドイツ語で「ヴァイスビア」は白いビールのこと。「ヴァイツェン」は、ドイツ語で小麦や、ドイツ南部で造られるビールを意味します。
英語にすると「ホワイトエール」なのですが、「ホワイトエール」と「ヴァイスビア」や「ヴァイツェン」が同じものかと言うと……、一緒にしてはいけないでしょうね。でもまぁ、おいしければ良いかと。
せっかくなので、手ごろな「ヴァイツェン」を飲んでみました。エチゴビールのホワイトエール。
そして九十九里オーシャンビールのバイツェンと、常陸野ネストのヴァイツェンです。
なぜこの3つかと言えば、近くの酒屋さんで売っていたので。一通り飲んだところでは、日本で一般的なビール(ピルスナー)よりも、随分苦味が軽くなっています。教授に勧められたみっちゃんのファーストコンタクトも似たようなものでした。
みっちゃんがビールに目覚めたきっかけがヴァイツェン…………だったハズ……たぶん(漫画ママ)。
個人的にバナナの香りというのは、よくわからないのですが、先に書いたように、苦味や酸味が少ないので、飲みやすいのは間違いありません。
既存のビールが苦手だなぁと思っている人、ぜひヴァイツェンを試してみてください。
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のみじょし
作者:迂闊
発行:竹書房
連載:月刊まんがくらぶ
既刊1巻(以下続刊)
■参考
エチゴビール商品ラインナップページ
九十九里オーシャンビール「地ビール」ページ
常陸野ネストビール「ヴァイツェン」ページ
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