今回は集英社「ビジネスジャンプ」で連載されていた「クースー!さくらと秋奈 夢の酒」(あおきてつお)から、泡盛を紹介したいと思います。
漫画の舞台は、沖縄の宮木島(宮古島?)。実家の酒造りを盛り上げるべく、故郷に戻ってきた水野さくらが主人公です。
偶然、彼女と出会ったのが、宮木島のホテルでバーテンダーをしている沢秋奈さん。
出会いがきっかけとなり、何かとさくらの行動を助けることになるのですが、実は秋奈さんはバーテンダーでありながら、洋酒が苦手だったんですね。
それが原因となってオーナーとも少々軋轢が生じます。さくらがそんな秋奈さんに進めたのが瑞泉酒造の泡盛「御酒」です。
「ピッタリ」と言うには理由があったのですが、ロックで飲んだ秋奈さんは、こうなっちゃいます。
まさに至福の表情です。バーテンダーがカウンターの中で、こんなことしてて良いのかなとも思うんですけど、お酒の旨さを実感すると、こうなっても不思議ではありません。
せっかくですので、私も飲んでみました。インターネット通販で送料などと合わせて3,000円くらい。一般の小売店でも近い価格で購入可能です。
ロックだと強いかなと思ったので、アルコール度数(30度)を考えて、水を3分の1ほど加えてみました。
良い香りがスッと鼻を通る感じがあり、味わいも豊かでした。好みもあるのでしょうけど、水で割って正解でした。
さて御酒の箱の中には、解説書が入っています。
瑞泉社主から購入者への言葉と、御酒が生まれるまでの経緯が記されています。
そこに「ブランドの区別などがなかった昔、全ての泡盛がそう呼ばれたように名は『御酒(うさき)』としております」とありました。ラベルにもかいてありますが「おんさけ」とか呼んじゃ駄目なんですね。
御酒復活については、漫画でも登場キャラクターのセリフを借りて触れています。
解説書では、復活に成功した1998年から1999年のことが、事細かに書かれています。関係者の努力に敬服です。
漫画は、「御酒」もかくやとばかりに、さくら達の努力により、ちゅらぢゅら酒造が復活の手がかりを得る。さらに秋奈さんはカクテルコンテストで優勝する。とハッピーエンドを迎えます。さらにもう1つ大きな展開があるのですが、そこは漫画を読んで欲しいですね。
コミックスでは、漫画とともにコラムを掲載しています。そこに「泡盛カクテル」について書かれていました。確かにインターネットで検索すると、たくさんあるようですね。
瑞泉酒造のホームページでも、アワモリ・カクテル・コンペティションの入賞作品と、そのレシピ、30種類以上を見ることができます。
アワモリトニックは、自分でも作ってみたいですね。
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クースー!さくらと秋奈 夢の酒
作者:あおきてつお
発行:集英社
全2巻
■参考
瑞泉酒造ホームページ
−アワモリトニック
あおきてつお公式サイト
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