今回は白泉社「ヤングアニマルDensi」で連載中の「まかない君」(西川魯介)から、ウィスキーを紹介します。
ホームページには「じわじわ旨い 料理係男子マンガ」とあります。料理「系」ではなく「係」なのを忘れずに。
主人公の浩平君は、大学進学に合わせて、3人の従姉妹が暮らす家に下宿することになります。
ハーレム状態には違いないんですが、子供時代を知られている年上の3人と暮らすのは、ある意味で厳しいものがあるんですね。子供時代の醜態を知られていますし。
そんな浩平君が任されたのが料理「係」でした。
「たいした物は作れないけどいいの?」と言っているのですけれども、いろいろ手の込んだものを作っています。
ホームページには作者の西川先生が自作した登場する料理の写真とコメントが掲載されています。
料理漫画の中には「これは作れないだろう」って料理も少なくないのですが、この作品に関しては、そんな心配はありません。あとは浩平君と西川先生並みの腕前でしょうか。
コミックス1巻の5話「ゆうべふたりで」では、こんなおつまみが登場します。
ここの「きゅうり梅だれ」「ピーナッツだれ」も浩平君作なんですね。しかし酒飲みであれば、その下の「グレープフルーツジャム入りハイボール」が気になるところ。ちなみに「浩平のジャム」とあるように、ジャムも作ってます。
こうしたハイボールだけでなく、ウィスキーの水割りやお湯割りに、ジャムやママレードを加えるレシピは、多数紹介されています。
登場するウィスキーはこちら、もしくはこんなのもあるようです。
ラベルの「LOCHNESS」は、イラストで想像できるかもしれませんが、スコットランドにある「ネス湖」のこと。スコットランドなら当たり前なのですが、ネス湖周辺もスコッチウィスキーの産地として有名です。
ダンカン・テイラーのウィスキーは、日本でも販売していますが、この「LOCHNESS」は輸入されていないようですね。アマゾンUKにはあるのですが、アマゾンJPには出てきません。
飲みたい人は、個人輸入か、現地に行くか、イギリス旅行に行く人に頼むかってところでしょう。
ジャム入りハイボールを飲んだ弥生ちゃんはこちら。
私も手持ちのニッカのマッサンとリタのハイボールで作ってみました。安かったこともあり、買ってあったので。
最初から炭酸が入っているので、コップに少し注いでママレードをしっかり混ぜた後、ハイボールを足します。
いろいろ試したところ、ティースプーン1杯でも十分にママレードが勝ってしまいます。ティースプーン半分くらいが良いかなと思います。
浩平君の腕前には及びませんが、自作のおつまみで楽しんでみたいと思います。
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まなかい君
作者:西川魯介
発行:白泉社
連載:ヤングアニマルDensi
既刊3巻(以下続刊)