今回は祥伝社コミック文庫の「平成よっぱらい研究所 完全版」(二ノ宮知子)から、日本酒の紹介です。
二ノ宮先生なら何は無くとも「のだめカンタービレ」です。漫画には、こんなシーンが登場します。
編集さんに凄いことされていますが、「のだめカンタービレ」の連載は2001年から。それをさかのぼること1995年に「FEEL YOUNG」で連載されていたのが、この「平成よっぱらい研究所」です。「報告8 日々是適当 I feel alright」の冒頭がこちら。
二ノ宮先生自身が「よっぱらい研究所」の「所長」を自称しています。要するに本作は、二ノ宮先生の日常を描いたエッセイ漫画で、至る所にお酒が登場します。その中でも多いのがビールですね。
「ビールという名のウーロン茶」って、酒飲みにとって名言になりそうです。
二日酔いの「ぢごくの朝」に冷蔵庫にビールしかなかったりする、これも酒飲みにとっては理想かもしれません。
その次に出てくるのが日本酒です。秋の風物詩の1つであるサンマの塩焼きをアテに、日本酒を飲んでいます。
「あ~幸せ~(ハート)」は、多くの人が同感できるところと思います。「キラキラして見えたり……」は、どうなんでしょうね。きれいに焼けたサンマは食欲をそそるのですが。
そこで気になるのが「二ノ宮先生は、どんなお酒を飲んでるんだろう」です。答えは早々にありました。
ここで握りしめているのが「菊水」の一升瓶です。
菊水酒造は、酒どころ新潟にある酒造会社の1つで、能楽「菊慈童」から、菊の水が長寿をもたらす縁起物であることに由来して、「菊水」の名前が付けられたそうです。
良い機会なので飲んでみようと思ったところ、店頭で見つけたのがこちら。
菊水の生原酒で夏季限定とのこと、タイミングが良かったようですね。酒瓶の裏には「冷やして」と「ロックで」に、二重丸が付いていたので、冷やしていただきました。
ひたすらおいしかったです。二ノ宮所長には程遠いかもしれませんけど、まさに「幸せ~」の気分になりました。
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平成よっぱらい研究所 完全版
作者:二ノ宮知子
発行:祥伝社コミック文庫
全1巻
571円+税
関連リンク
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