新潟の「江口だんご」が白い桜餅の中に麹甘酒タレを入れた珍しい桜餅を開発した。
この「甘酒桜餅」に使用する麹甘酒は新潟県で一番歴史がある酒蔵「吉乃川株式会社」の麹甘酒「朝麹」をタレにしたもの。
雛祭りには白酒を飲む風習があるが、子供たちは飲めないため、甘酒を代用とする事も多い。
そこで桜餅の中に甘酒を入れて一緒に食べたらという発想が生まれた。
この「甘酒桜餅」の特徴は、まずは「里宮大正餅」を使用していること。育成に手間がかかりすぎることから姿を消していた「大正餅」を「里宮大正餅」として復活させ使用している。
また、通常は桜色をしている桜餅だが、今回は日本酒のように寒造りの麹甘酒を使用しているため、雪国の食べ物(snowfood)をイメージして「白」にしている。
さらに、餅はキメが細かく柔らかな食感で、一口食べるとミルク餡の中に入った「甘酒タレ」が、ほんのり麹を感じながら、やさしく口の中で広がっていく。
ひな祭りももうすぐやって来る。
甘酒桜餅の甘さを味わいながら、一足早い春に出会いたい。
出典元:株式会社江口だんごプレスリリース