嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC 株式会社と、ビックカメラグループの酒の専門店株式会社 ビック酒販は、2022年11月1日より新規オープンする大型店「ビックカメラ千葉駅前店」内のビック酒販に“日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を設置する。
人の感性を自然言語処理によって日本酒とマッチすることができる日本酒ソムリエAI は、「癒やされたい」「気合を入れたい」といった購買者の気分や、「個性的」「フルーティ」といった好みの味わいに合わせて、店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドする
この技術により、これまでは経験と感性を持った唎酒師やソムリエだけが可能であった「人の感性にそったお酒選び」という接客体験を小売店の店頭でも可能にする。
他社店舗での実証実験ではKAORIUM for Sakeに表示された商品を対象とした効果は導入前の月と比較して、日本酒販売数が55%UP、日本酒売上が56%UP するなど、購入率・売上率の増加を記録した。
また2022年5月より、AIが“贈りたい相手”のイメージに合わせてぴったりのお酒をレコメンドする機能を搭載し、ギフトにおける日本酒選びのサポート機能も提供している。
新規オープンするビックカメラ千葉駅前店は、地上9階地下1階からなるビルのうち、地上1階から7階半までの約7フロアで展開される大型店であり、その売場面積は7,900㎡となる。
今回、日本酒の購買率をあげる日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」は、「未来の当たり前を今からどう作っていくのか」というビックカメラが目指す新しい顧客体験への取り組みとして設置が決定された。
【導入店舗情報】
ビックカメラ千葉駅前店(ビル名:マインズ千葉)
住所:千葉県千葉市中央区富士見2丁目1号