山梨県南都留郡の富士観光開発株式会社が醸造・販売する「富士桜高原麦酒」では、2023年2月4日の「ワールドキャンサーデー」にがん患者と家族、医療従事者へのサポートと、がんに対する正しい知識の啓発を目的としたビール「Beer yourself(ビアユアセルフ)」を発売する。
また、売り上げの一部は、がん支援団体に寄付する予定。
「Beer yourself」を醸造するきっかけは、富士桜高原麦酒の醸造長の宮下さんが、がんサバイバーの山崎栄子さんとの出会ったことから。
山崎さんはがんに罹り、治療と仕事の両立などで生活スタイルが変わる中鬱々とした日々を送っていたが、クラフトビールに出会ったことで、新たな楽しみが生まれ多くの仲間ができ、笑顔と輝きを取り戻したという。
また、山崎さんには、がん啓発のためのクラフトビールを造るという夢があり、それを知った、富士桜高原麦酒醸造長をはじめとする発足メンバーが、がんに対して自分達ができることをしようと、活動グループ「Team:Support Cancer Craft Beer(サポートキャンサークラフトビア)」を立ち上げた。
発足メンバーは全員が身近でがん闘病のサポートをした経験を持っており、今回のビール「Beer yourself(ビア ユアセルフ)」を手に取ったひとりひとりが、がんに関する意識を高め、知識を増やし、がんに対して行動を起こすよう願いが込められているという。
ビールのスタイルは、山崎さんの希望もあり“白いビール”で、クラフトビールファンにも、初めて飲む人も満足できるように『ホワイトエール』に決定した。
ホップはトライアンフ(勝利という意味)を使用し、オレンジピールやコリアンダーを使用してほんのりとオレンジやコリアンダーの香りや柑橘系の苦味が引き立つビールに仕上げた。
【商品概要】
商品名:富士桜高原麦酒 Beer yourself(ビア ユアセルフ)
発売日:2023年2月4日
アルコール度数:5.0% IBU:18 EBC:5
内容量:330ml瓶 希望小売価格:627円(税込)
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/fujizakura/