大阪市西成区のビール醸造所、Derailleur Brew Works(株式会社シクロ)は、 東京大学・大矢禎一教授と奈良先端学技術大学院大学・渡辺大輔准教授の研究グループ、DigitalBlastと共同研究を開始した。
国際宇宙ステーション(ISS)でDigitalBlastが開発の実験装置「AMAZ(アマツ)」を用いたビール酵母培養実験の共同研究であり、民間企業初の同装置の利用事業者となる。
既に、宇宙実験に向けたビール酵母の適合性試験を実施。地上での予備実験を実施し、ビール酵母の品種や輸送条件等を検討している 2024年中のISS内での宇宙ビール酵母(U宙)培養の実施を目指す。
AMAZは、宇宙環境と月面重力における植物生理の研究を主目的に開発。装置の一部を回転させ生じる遠心力を用い、多様な重力下での栽培・培養、生物の重力応答に関する基礎データを取得する。
出典元:株式会社シクロのプレスリリース