UTAGE BREWING（株式会社Beer the First）は、株式会社明治と共同で、乳製品の生産過程で発生するSNF原料を活用したミルクサワー「MILK MOON」を開発。ミルクのまろやかさとはちみつの甘みが特徴の、アルコール度数3%の低アルコール飲料で、Z世代の女性をターゲットに設計された。2025年3月中旬より全国のスーパーやコンビニで販売予定。食品ロス削減や酪農支援の一環としても注目され、今後さらなる商品展開が計画されている。
株式会社Beer the Firstが運営するUTAGE BREWINGは、株式会社明治と協力し、乳製品の生産過程で発生するSNF原料を活用したミルクサワー「MILK MOON（ミルクムーン）」を開発しました。この取り組みは、神奈川県の「ビジネスアクセラレーターかながわ（BAK）」に採択された共創プロジェクトの一環として進められています。
「MILK MOON」は、国産の乳素材を10%使用し、はちみつを加えることで、ミルクのまろやかな味わいと程よいアルコール感を実現しています。特に、自宅でのリラックスタイムを楽しみたいZ世代の女性をターゲットに開発されました。アルコール度数は3%で、内容量は350mlとなっています。
本商品は、2025年3月中旬より、紀ノ国屋をはじめとする全国のスーパーやコンビニエンスストアで順次販売が開始される予定です。SNF原料の有効活用を通じて、酪農家の支援や地域経済の活性化といった社会課題の解決にも貢献します。
UTAGE BREWINGは、食品ロス問題に取り組むため、廃棄予定の食材を活かしたクラフトビールの製造を行っています。今回の「MILK MOON」を皮切りに、他のフレーバーやクラフトビール、ノンアルコール飲料などの展開を計画しており、SNF原料の有効活用量を1トンとすることや、全国的な販路拡大を目指しています。
株式会社明治は、2021年度より新規事業開発に注力しており、外部の資産や新たなビジネスモデルを融合させるオープンイノベーション活動を推進しています。今回の共同開発もその一環として位置付けられています。
「MILK MOON」は、忙しい日常の中でリラックスしたいときや、お風呂上がりのひとときにぴったりの一杯です。ミルクのまろやかさと優しい味わいが、贅沢な時間を提供してくれるでしょう。
