“世界一おいしい日本酒”を決める、世界で唯一・日本酒だけのコンペティションの予審・決審が、5月19日,20日に都内でおこなわれた。
このコンペティション「SAKE COMPETITION 2015」は今年で4回目の開催。年々、国内外からの注目が高まり、今回は過去最多かつ世界最多1028点の出品酒が全国の酒蔵から集結した。
審査は、純米酒/純米吟醸/純米大吟醸/FreeStyleの4部門に分かれ、ボトルにカバーをかけ、陳列もパソコンでシャッフル、完全に「ブラインド利き酒」でおこなわれた。総勢36名の審査員は、技術指導の先生や全国から選出された蔵元や有識者で、真剣な面持ちでひとつひとつじっくりと審査がおこなわれた。
「SAKE COMPETITION」の出品酒は市販酒に限られるため、コンペのために作られた特別なお酒ではなく、一般消費者が購入できるという点も、このイベントが人気を呼ぶ理由のひとつ。日本酒のプロが審査した“世界一おいしい日本酒”を、近所の酒屋やネットショップで購入して呑む楽しみを味わうことができる。
審査員のひとり、株式会社はせがわ酒店の長谷川氏によると「年々レベルが上がってきている」とのこと。
昨年上位入賞した「寫楽」「五橋」「十四代」なども出品されているが、今年の結果はいかに。
受賞発表および表彰式は、2015年9月14日。乞うご期待。