サンクトガーレン有限会社は、山梨県北杜市で今夏収穫したばかりの生ホップを使用した「摘みたて生ホップ使用YOKOHAMA XPA(ヨコハマ エックスピーエー)」を9月2日より数量限定販売する。
北杜市は八ヶ岳山麓に位置し、その冷涼な気候がホップ栽培に適しているので有名。そこで発見されたホップ“かいこがね”(甲斐黄金)は、国の種苗登録ホップ第1号だった。
しかし、昭和初期から50年以上も続いた北杜市のホップ作りも大手メーカーの輸入ホップへの切り替えとともに衰退。ある農家が細々と栽培を継続しているのを2012年からサンクトガーレンが協力している。
今回のYOKOHAMA XPAには8月2日にサンクトガーレンのスタッフが手摘みした“かいこがね”を使用。“かいこがね”は青々とした爽やかな香りの中に金柑を思わせる甘い柑橘香と、クローブを思わせるスパイシーな香りが混在しているのが特徴だ。
YOKOHAMA XPAは、サンクトガーレンのレギュラービールの中でも最も多くのホップを使ったビール。2011年と2013年にイギリス「ワールド・ビア・アワード」に輝いている。
そんなビールが手摘みしたばかりのホップと組んだのだから、その美味しさ推して知るべし。フレッシュで瑞々しい風味が間違いなく味わえるに違いない。