中田英寿氏、前園真聖氏と言えば1990年代、2000年代のJリーグを牽引したスター選手たち。その二人が11月2日、鹿児島市で開催された日本最大級の焼酎イベント「焼酎ストリート2016」のトークイベントに登場した。
中田氏は、現役引退後、全国250以上の酒蔵に自ら足を運び、日本酒や焼酎などの日本のお酒の魅力を発信し続ける日本酒通。また、前園氏は、鹿児島県出身で、鹿児島の素晴らしい文化を熟知している。
トークイベントでは、20年来の友人というこの二人に、蔵元を代表して小牧醸造の小牧尚徳氏が加わり、沿道を埋め尽くさんばかりの観衆の熱気を受けながら、鹿児島の焼酎、鹿児島文化を全国に広めようという熱意を語った。
実は中田氏に最初にお酒を教えたのは前園氏。中田氏はそれからすっかりお酒の魅力にはまったという。しかし、その前園氏は、わけあって「僕は未だ飲めません!」と発言。会場からは笑いとともに前園氏の禁酒解禁を求める声が上がり大いに盛り上がった。
二人は来年も鹿児島に戻ってくると宣言。すっかり鹿児島に魅了されたようだ。来年は前園氏も鹿児島のお酒を堪能できるようになっていることを期待したい。