「日本中の素敵な人に出会う旅」をテーマに田舎と都会を繋ぐ、あうたび合同会社は、2019年1月12日・2月2日・3月2日に、一般人向けの酒造り体験のイベントを開催する。
目的は、日本の文化でもある酒造りを日本人にもっと知ってもらうためだ。海外の空前の日本酒ブームで、さぞかし業績が良かろうと思われている日本酒業界だが、それは一部の蔵のみであり、多くの蔵では厳しい状況が続いている。
理由は、売上の大きな比重を占める「普通酒」と呼ばれる晩酌向けの手軽な酒の消費量が年々減少しているからだ。若者の酒離れが進み晩酌で日本酒を飲む消費者が減少。今回のイベントは、酒造りの現場を見せるだけでなく、実際に酒造りの作業を体験してもらい、日本酒を身近に感じてもらうのが狙いだ。
開催する酒蔵は、2015年関東・東北豪雨により鬼怒川が氾濫し蔵の中まで浸水する被害にあった野村醸造。見事な復興ぶりを目の当たりにするとともに、普段は入ることのできない仕込み中の蔵に入り、杜氏や蔵人と一緒に日本酒の製造工程を体験する。
体験の後は、復興を目指して新設された蔵直営のレストランで、地産地消のフランス料理と日本酒のマリアージュが楽しめる。
世界でも類を見ない複雑な日本酒の製造工程を自分の目で見る貴重なチャンス。製造工程を観察することによって、日本文化の一端を担う日本酒を深く知ることができるだろう。
開催概要
<開催日>2019年1月12日・2月2日・3月2日の3回開催(いずれも同じ内容)
<開催地>茨城県常総市「野村醸造」
<募集人数>各10名
<参加費>10,000円
詳細: https://autabi.com/event/event-open/6814/
出展元:あうたび合同会社プレスリリース