中国産高級ワインの輸入販売を手掛けるプートン葡萄酒は、新しい中国産高級ワインの輸入販売を12月10日より開始する。
同社は、 2018年の春より「寧夏ヤンヤン国際ワイナリー」のカベルネ・ソーヴィニヨンを輸入販売している。新たにラインアップに上がるのは、中国の『謎のブドウ=蛇龍珠(シャーロンジュウ)」を使用した「寧夏ヤンヤン国際ワイナリー」のワイン。
「蛇龍珠(シャーロンジュウ)」(英語名「CABERNET GERNISCHT」)は、ヨーロッパ原産の「謎のブドウ」。もとの「CABERNT GEMISCHT」は複数の品種のカベルネの意である。これがドイツ語から来ているのは、100年前、中国の青島を初めとする山東半島がドイツ領だったからだ。
だが、「CABERNT GEMISCHT」と表記されたブドウの苗は「GEMISCHT」→「GERNISCHT」と誤って伝えられた。そして、「蛇龍珠(シャーロンジュウ)」は、もともと複数の品種ということもあり、DNA解析をしてもその本質は不明なのである。
何はともあれ、中国を代表するワインの「蛇龍珠(シャーロンジュウ)」。非常に美味ということなので、今まで馴染みのなかった方も、ゴビ砂漠に思いをはせながら嗜んでみるといいかもしれない。
出展元:プートン葡萄酒プレスリリース