もつ焼きの日はキンキンに冷えたホッピーとキンミヤで乾杯!

もつ焼きの日はキンキンに冷えたホッピーとキンミヤで乾杯!

7月13日はもつ焼きの日です。

東京都千代田区岩本町に事務局のある、日本畜産副産物協会が2011年に制定した記念日です。

な(7)い(1)ぞう (3)の語呂合わせから来ており、もつ焼きの美味しさや、動物からもたらされる、資源の有効活用などを広めることを目的にしています。

長崎県佐世保市に本社をおき、ホルモンを取り扱う、株式会社丸協食産も同じ日を記念日に制定しています。

もつとホルモンの違いはなに?

実はこの2つの呼び名は、同じものを指しているわけではありません。

もつは鶏や動物の内臓のことを指し、ホルモンは牛と豚に限定して使用する呼び名です。

もつやホルモンは部位によってさまざまな呼び名があります。

もつ料理は、もともとは一部の好きものが楽しむ料理として知られ、一部の集落で食べられているといわれるものでした。

ホルモンの名の由来が「放るもん」の俗説が生まれたのは比較的新しく、1970年代のことです。

しかし、この説以外にも諸説あり、ホルモン分泌を促進する滋養料理だという説などもあります。

庶民がもつを食べるようになってから、それほど歴史は古くありませんが、栄養のあるスタミナ源としてさまざまな料理に使われ、親しまれています。

夏のスタミナ源にぴったりのもつ焼き

シンプルに炭火で焼く「もつ焼き」や、居酒屋料理の代表格ともいえる「もつ煮込み」、もやしやニラなどと、下味のついたもつを炒める「スタミナ炒め」など、さまざまな料理にもつは使われています。

栄養価が高く、滋養に良いことから、夏のスタミナ源として古くから親しまれてきました。

もつは部位によって食感も異なり、食べ飽きないのもいいところです。夏バテ予防にもつ焼きを食べて、猛暑を乗り切りたいものです。

もつ焼きと相性抜群といえば

香ばしく焼き上げられたもつ焼きに、相性抜群の飲み物といえば、冷たいビール!と思う人が多いかもしれませんが、東京に生まれ育った方がまっさきに思い出すのは、ホッピーではないでしょうか。

ホッピーはビールテイスト飲料の元祖といえる清涼飲料水。

ビールのような味わいで、焼酎の割材として親しまれています。

本物のホップや麦芽を使っており、1948年に東京で生まれました。

ホッピーとジョッキ、焼酎をすべて冷やしていただく飲み方を「3冷」と呼び、夏の暑い盛りには、キンキンに冷えたホッピーはひときわ美味しく感じられます。

ホッピーを「ソト」、焼酎を「ナカ」と呼び、好みの割合で割って楽しみますが、焼酎だけを頼むときは「ナカおかわり」と呼ぶ、というようなルールもあり、お店の人とのコミュニケーションが楽しいお酒でもあります。

三重県生まれの甲類焼酎「亀甲宮焼酎」

ホッピーで割る焼酎はどんなものでもいいですが、キンミヤ焼酎が定番のブランドになっています。

凍るまで冷やしたキンミヤを「シャリキン」と呼び、氷を使わずにホッピーを楽しむのには欠かせない存在となっています。

「キンミヤ」の愛称で知られ、ホッピーで割るのに使われることで多くの人に親しまれている焼酎は、宮崎本店の「亀甲宮焼酎」という甲類焼酎です。

ほのかな甘みの感じられる、ピュアですっきりとした味わいは、さまざまな割材の個性を生かしてくれます。

宮崎本店は三重県四日市市にある日本酒・焼酎蔵。

レトロな雰囲気のラベルも居酒屋のインテリアに馴染み、グッズも販売されるほど。

クリアで飲みやすい味わいは、多くの飲食店で支持を得ています。

もつ焼きの日には、好みの部位のもつを用意して、卓上で焼きながらホッピーを楽しむのもいいですね。

アツアツでぷるぷるのもつと、キンキンに冷えたホッピーがあれば、日頃の鬱憤も飛んでいきそうです。

もつでしっかりと栄養をとって、夏バテ知らずの元気な身体をキープしていきたいものですね。

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