今宵の酒は、「新米新酒の上善如水 純米吟醸」。
まず、酒屋の店頭で見目麗しい蒼いボトルに一目惚れ。
でも、そのとき財布を持ってなくて…買えずに酒屋をあとにしたけれど、後日財布を握りしめて酒屋に走ったのは、上善如水の酒蔵・白瀧酒造さんのツイートを読んだから!↓↓↓
ボジョレー・ヌーボーは昨日が解禁日だったようですが、日本酒ヌーボーもよろしくお願いします。新潟県産新米仕込み「新米新酒の上善如水」です。ええと、これ言っていいのでしょうか。JAROとか来ないですよね。
「100年に1度の出来です!」 pic.twitter.com/Ax4kTVP7Sn— 湊屋藤助@白瀧酒造 (@Jozen_Sake) November 21, 2014
「おお~!」「わー、楽しみ!」全国の日本酒好きの歓声がこだまするようにリツイートされまくり、リツイート数なんと1,900超え!(2014/11/30現在)
───上善如水 じょうぜんみずのごとし
わたしでも知ってる。
料理酒だろうがエタノールだろうがこだわらず呑んできたわたしでも「上善如水は呑みやすくて美味しい」と知っている。ちょっと気の利いた和食屋にはもちろん、コンビニでもその上品なボトルはよく目に留まり、「超」がつくほど有名なお酒なのに、酒蔵さんのツイートは気取らず親しみやすい。湊屋藤助@白瀧酒造さんのコメントによると
「白瀧酒造は豪雪地帯・越後湯沢の酒蔵です。その雪どけ水に由来する軟水でお酒を仕込みますと、スッキリとした飲みやすいお酒に仕上がります。その飲みやすさこそ私たちの強み。上善如水が日本酒の世界への入口になれれば嬉しいですねえ。」
とのこと♪
スーッとした呑み口のよさは、雪解け水由来の軟水で仕込んでいるからなんですね。そう知っただけでも、「呑みた~い!」と思ってしまうのに、さらに新米を使った新酒しぼりたてが、「100年に1度の出来」とは!これは呑んでみなくちゃ!
呑んでみた!一升瓶を買うべきだった!
わたしはこれが人生で2本目の新酒と、まだまだおぼこいのですが、Don’t think, feel!感じたままに思ったままに、言わせていただきます!
色…意外と色味があるんだなと思いました。かすか~に琥珀色。
開栓…フレッシュな香りが、流れるように鼻腔に到達、うっとり。
ひと口目…わ!打ち上げ花火みたいに爽やかな旨味がパッと広がった。それから、こういうのを「ガスっ気がある」というのかしらね、微炭酸とまでは言わないものの、刺激を感じるのが新酒らしさなのでしょうか。甘味と辛味が口の中で遊んで、すーっと引いていく。
ふた口目…ああやっぱり、口に含んだときに広がるパッと旨味が心地よい♪味わいは深いのに、「水の如し」という名のようにやさしく沁みてくる感じがいい。つい、もう1口、もう1口と手が伸びて…
しまった!720mlを買ったけど、あっという間に終わってしまう!今度は一升瓶を買おう!
お料理との相性は?
上善如水の販売サイトに「ふろふき大根」と「湯豆腐」がオススメの肴として書かれていたので、ふろふき大根を作り、それから湯豆腐の代わりに卯の花でいただいてみました♪
ふろふき大根…ゆずみそをかけました。美味しい。お酒の味が濃く感じられるから不思議。
卯の花…お豆腐の甘味と、お酒の甘味が支えあって美味しい。
マリアージュ探求、まだ続きます。肴が変わるとお酒の味わいも変わる、その多面性が面白いんですね、日本酒って。
おでん…ブロッコリー、ウィンナーまで投入された、我が家のおでん。。。
さつま揚げには合わなかったけど、ブロッコリーには合いました。
アジの刺身…合うような、合わないような???
※「マグロ料理によく合う日本酒」 部門プラチナ賞 受賞だそうです。
マグロにすればよかった!アジが好きなので、つい。
山芋の千切り…バッチリ合いました♪山芋の控えめな甘さとかつお節の風味が、お酒の味をアシスト。
季節の移ろいをお酒を通して愉しむ…「12ヶ月の上善如水」
「新米新酒の上善如水 純米吟醸」は、「12ヶ月の上善如水」のシリーズのひとつ、「11月のお酒」。期間限定販売ですが、12月になっても店頭にある限り買えるそうです。(売り切れてるお店も多いのでご注意ください。)
「12ヶ月の上善如水」…面白いですね。冬は生原酒、春は花見酒、夏はロック酒、秋はひやおろし…季節の移ろいをお酒を通して愉しむなんて、粋です。なお、12月のお酒は「にごり酒の上善如水 純米吟醸」12月9日発売だそうで。スケジュール帳にメモをどうぞ♪
商品名:新米新酒の上善如水
純米吟醸
アルコール分:16度以上17度未満
原材料名:米、米こうじ
精米歩合:60%(新潟県産米100%使用)
白瀧酒造株式会社