8月2日はハーブの日です。エスビー食品株式会社がフレッシュハーブの販売事業30周年を記念し、2017年に制定。
「ハーブをより身近に感じ、日々の生活に取り入れてもらうこと」を目的に作られ、8(ハー)2(ブ)という語呂合わせからこの日が選ばれたのだとか。
ハーブとは?
ハーブとは、香りや味、刺激性があり、食用や薬用、虫除けに使われる植物。
食用の世界では、「香辛料」とも呼ばれ、この中で茎、葉、花を利用するものが「ハーブ」、それ以外の部位を利用するものが「スパイス」と定義されています。
1万を超えるといえるハーブは、「料理用ハーブ(カリナリーハーブ)」「園芸用ハーブ(オーナメンタルハーブ)」「薬用ハーブ(メディカルハーブ)」「芳香ハーブ(アロマティックハーブ)」に分類されることもあります。
様々な食用ハーブ
ラベンダー
ラベンダーは鮮やかな紫色と心地よい香りが魅力のシソ科のハーブ。
ラベンダーは乾燥した地域を好みます。北海道の富良野が産地として有名なのは、1年を通して冷涼で梅雨がなく、ラベンダーの栽培に適しているためだからですね。
リラックス効果や炎症作用があるとされ、ポプリや香水にも使われます。
また、ハーブティーやジャムや砂糖漬け、肉料理やフルーツ・サラダの薬味、アイスクリームなど食用ハーブとしても楽しまれています。
ミント
ミントはシソ科の多年草です。大きく分けるとスペアミント、ペパーミント、和種ハッカ(ニホンハッカ)の3タイプ。
非常に繁殖力が強く交雑しやすいため種類が多く、品種として認定されているものだけでも100種以上あり、変種も含めれば数千もの種類があるのだとか。
スペアミントは、古くから薬草として用いられた歴史があります。ほのかに甘く柔らかい香りはハーブティーをはじめジュース、カクテルなどにぴったり。
タイやベトナム等の東南アジアでは肉・魚料理や麺料理等によく使われます。
カモミール
西ヨーロッパからアジア北部が原産地のキク科の植物です。
江戸時代にオランダから伝わり、民間薬として広まりました。
いくつか種類がある中で、ハーブティーでよく飲まれるジャーマンカモミールには抗炎症作用のある成分が多く含まれ、冷え性や肌荒れなど、女性特有の悩みに有効と言われています。
また、ローマンカモミールは、鎮静成分が含まれ、不眠解消やリラックス効果があります。
ジャスミン
香水やお茶、香料によく使われるモクセイ科のハーブです。
上品で甘い香りには鎮静作用があると言われ、リラックス効果があるのだとか。
また、ジャスミンティーには美肌効果や女性ホルモンのバランスを整える効果があり、女性に人気の高い飲み物と言えます。
ハーブを使ったお酒
最初にご紹介するのは、ラベンダーを使ったお酒です。
ラベンダーをはじめとする、9種のハーブ(チンピ、ナルコユリ、ハトムギ、ローズマリー、ベニバナ、アンゼリカルート、ダンデライオン、バラのつぼみ)が配合されています。
そこに北海道富良野産メロンの果汁が加わり、フルーティすぎます!
まるで完熟メロン!の濃厚な味わいながら後味すっきりです。
メロンとラベンダーの組合せ、リラックスムードが漂います。
ソーダで割って食事前や食事と一緒にもおすすめですし、食後のリラックスタイム、寝る前にロックで楽しむなど、ライフスタイルに合わせておいしく楽しめます。
次はミントのお酒です。
400年を超える歴史あるブランド ボルスが手掛けるペパーミントリキュールです。新鮮なミントをたっぷり使い、しっかりとした清涼感があります。
グラスホッパーやミントビアに使えば、美しいグリーンのカラーも鮮やか!値格が手頃で、気軽に購入できるのも嬉しいですね。
続いては、カモミールのお酒で、グラッパにカモミールリキュールを加えたグラッパリキュールです。
シボーナ社はイタリア・ピエモンテ州アルバ近郊のメーカー。
100年以上にわたり高品質のグラッパをつくり続けているピエモンテ州では最も古く、歴史のある蒸留所です。
イタリア国内のみならず世界で高い評価を得ています。
カモミール特有のクセはなく、心地よい甘みが感じられ、しつこくなくやさしい味わいです。
ロックでもストレートでもおいしく、また紅茶や牛乳や牛乳入り紅茶との相性もぴったり!
最後は、ジャスミンのお酒です。
ジャスミンの優雅な香りが特徴的な梅酒。
ジャスミン茶を抽出し梅酒とライチをブレンドし仕上げられています。
ジャスミン・ライチ・梅の香りと味わいが混然一体となった、華やかな1本。
自分へのご褒美に、梅酒好きな女性へのギフトにもおススメです!
定番のベーシックなお酒にも、ハーブが加わるだけで、いつもと異なるおいしさを再発見することができます。
この夏、リラックス効果の高いハーブのお酒を冷た~いソーダ割やロックで楽しんでみてはいかがでしょうか?