8月8日は笑いの日です。
「笑いの日」は1994年(平成6年)に、「ハッハ」という笑い声と「88」の語呂合わせによって決められた記念日。
「笑いの日」を制定したのは、国民の祝日である「敬老の日」の制定に尽力した日本不老協会で、「笑いの日」に関しても国民の祝日化を目指して運動しているのだとか。
関連する記念日として、「ニ(2)コ(5)ニコ」と読む語呂合わせから2月5日は「笑顔の日」です。
また、5月の第1日曜日は「世界笑いの日」となっています。
この笑いの日にちなみ、目にすると思わず笑ってしまう、ユニークなネーミングやボトルデザインのお酒たちをご紹介しましょう!
ジャケ買い日本酒①「電気菩薩」
岩手県の喜久盛酒造による純米大吟醸です。
「電氣菩薩」というのは、この蔵元の五代目である藤村さんが敬愛されている漫画家の根本敬さんの代表作の名前なんだとか。
藤村さんが五代目に就任された当時は、日本酒を愛飲している人よりも飲まない人の方が圧倒的に多く、蔵の将来を考え、日本酒ファンにアピールするよりは関心の無い層を取り込む方が効果が大きいと考えたのだそうです。
そこで、ジャケ買い日本酒バージョンを出そうと、根本先生に相談されたそうです。
その時に根本先生が銘柄を選定、「電氣菩薩」が採用されることになりました。
「喜久盛酒造」は全量岩手県産のお米を使用し製造される岩手県唯一の純米蔵。
「電氣菩薩」に使用されているお米も岩手県オリジナルの酒造好適米のぎんおとめです。
精米歩合は45%で、「喜久盛酒造」のお酒の中ではフルーティーな位置付けの純米大吟醸です。
白桃や洋梨のような華やかで甘い香りとお米の旨味が感じられるクリアな味わいです。
酸も程よくあり、とても飲みやすく仕上がっています。
ジャケ買い日本酒②「タクシードライバー」
次のお酒も喜久盛酒造によるもの。個性的なラベルデザインです。
映画界で活躍されているデザイナーの高橋ヨシキさんとのコラボで、アメリカの映画がインスピレーション源となり名づけられました。
こちらもジャケ買いを目指し発売されたとのことで、インパクト大のラベルは日本酒好きの間で話題に!
原料米の「かけはし」は岩手県のみで造られているお米で、酵母も岩手県のものを使用。
豊かなコクとキレが特徴的です。
電球型ボトルてんきゅう
次は、ボトルがユニークな日本酒です。なんと、器が電球の形!「電球の酒 てんきゅう」です。
ちょっとおやじギャグ的なネーミングですね(笑)
和歌山県の高垣酒造の上撰酒「天久(てんきゅう)」というお酒が詰められています。
淡麗ななかにも熟成感由来のコックリとした香りと味わい深い旨みがあります。
飲み終わった後はお部屋に飾ったりしても楽しめますね。
パイナップル型ボトルのワイン
次のお酒もボトルが映え!
沖縄県の名護パイナップルワイナリーが手掛ける、手造りの琉球ガラスに入ったパイナップルワインです。
パイナップルのフレッシュで爽やかな香りとフルーティな味わいがたまりません。
きれいなグリーンのBOXに入っているので、沖縄土産やギフトにぴったりです。
手形のついたボトル?
次はワインです。
手形がつけられた、とってもユニークなボトルデザインです。
ワインづくりの舞台裏にある普段は見えないストーリー、つまり農家の努力や長い年月の生産工程を消費者の方に手に取って感じていただきたい、という想いを手形に表現したのだとか。
北イタリア、ピエモンテ州の厳選したバルべ―ラ種のみから造られており、オーク樽の深みのある旨味と熟した果実香が特徴的。
チェリーやプラム、スミレの風味を持った凝縮した果実味にコクがミックスされ舌触りは滑らか。
控えめなタンニンとしっかりした酸のバランスが絶妙で、味わいはリッチかつエレガントです。
お出かけがなかなかできない今だからこそ、ウィットの利いたお酒は生活の楽しいスパイスになってくれますね。
自分で楽しむもよし、誰かにプレゼントしても良し。
見た目で笑って美味しく飲んで、家飲みをさらに楽しみましょう♪