10月9日はアメリドッグの日です。
「ドッ（10）グ（9）」の語呂合わせから来ている記念日で、コンビニやスーパーなどでさらに美味しく楽しんでもらえるようにと富山県に本社を置き、アメリカンドッグを手掛けているフルタフーズ株式会社が制定しました。
そもそも、アメリカンドッグとは？
アメリカンドッグは、魚肉ソーセージを串に刺し、小麦粉などで作った衣をつけ、油であげたホットスナックです。
アメリカンドッグという呼び名は日本独自のもので、発祥の国はアメリカですが、アメリカでは衣にコーンミールを使用したコーンブレッドを使うため、アメリカでは「コーンドッグ」と呼ばれています。
ちなみに、日本のアメリカンドッグの衣は小麦粉、たまご、砂糖、ベーキングパウダー、牛乳をあわせたものが使われています。
ほんのりとした甘みがある衣は、家庭で作るならホットケーキミックスを使って作るのが簡単かもしれません。
揚げたてにケチャップとマスタードをたっぷりつけて、食べるのが一般的です。
日本ではコンビニやスーパーのホットスナックとして、お祭りやイベントの屋台や、高速道路のサービスエリアの売店などでよく売られています。
比較的どこでも売られていて、珍しいものではありませんが、ハンバーガーのように高級なものを作るといったことはなく、ジャンクなホットスナックとして扱われています。
北海道では呼び名が変わる？
アメリカンドッグは、北海道では「フレンチドッグ」と呼ばれているのをご存知でしょうか。
これは、北海道でも十勝から道東にかけて顕著なのですが、アメリカンドッグに砂糖をまぶして食べるのが一般的なのです。
砂糖をまぶしたもののことをフレンチドッグと呼ぶことが多く、グラニュー糖をまぶして揚げパンのような感覚で親しまれています。
衣も主にホットケーキミックスを使用しているそうで、縁日などの屋台では、砂糖をまぶすか、ケチャップとマスタードにするか、選ぶように聞かれる場合もあるのだとか。
熱々の揚げパンのように食べる甘いフレンチドッグ、試してみたいですね。
アメリカンな食べ物に、アメリカンなお酒を
さて、ほんのり甘くてしょっぱいアメリカンドッグと飲むなら、どんなお酒がいいでしょうか。
縁日の屋台や、コンビニなどでおやつに食べた時を思い出すような、コークハイがアメリカンドッグにはとても良く合います。
用意するのはよく冷えたコーラと、好みのウイスキーと氷。
氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、コーラを注いでステアするだけのシンプルなカクテルです。
好みでレモンを絞ってもさわやかにいただけます。
コークハイに使うならどんなウイスキーを選ぶ？
コークハイに使うウイスキーはどんなものでも、好みのものでいいのですが、よく合うのはやはりアメリカ生まれのバーボンウイスキーではないでしょうか。
新樽のバニラのような甘い香りが漂うバーボンは、コーラを始めとした炭酸飲料との相性がとても良いことで知られています。
中でも、メーカーズマークレッドトップは、ホワイトオークの樽で6年間熟成されたバーボン。
樽の焦がし具合も程よく、バニラのような甘みが感じられ、芳醇な味わいが楽しめます。
トレードマークにもなっている赤い蝋封は、生産者がウイスキー造りへの思いをこめて、手紙を送るような気持ちで使っているのだとか。
じっくりと熟成されたバーボンを、出荷するときに1本ずつ手作業で蝋付けしています。
熱々のアメリカンドッグを用意したら、普段のグラスにたっぷりの氷を入れて、バーボンとコーラを。
アメリカンドッグを頬張りながら飲むコークハイは、少し大人になった証を感じさせる甘い香りとしっかりとしたアルコールの飲みごたえが感じられます。
ぜひ試して欲しいペアリングです。
