11月12日は、いいにらの日です。
高知県高知市に本部のあるJA高知県が制定した記念日で、にらの出荷が増える時期だということと、「いい(1)に(2)ら」の語呂合わせからこの日が記念日となっています。
にらに対する消費者の理解や関心を高め、販売促進を行うことを目的としています。
高知県では温暖な気候を活かし、周年でにらを栽培・出荷していますが、生産量・出荷量ともに日本一で、その量は全国の1/4を占めています。
薬膳や薬用として親しまれてきた野菜
にらは栄養価が高く、βカロテンの豊富な緑黄色野菜として知られ、古くから利用されてきた野菜です。
中国では薬膳料理に使われ、日本では薬用として使われ、親しまれてきました。
また、疲労回復などに良いとされ、さまざまなスタミナ料理などに使われています。
食べ方はとても多様です。シンプルにお浸しにしたり、炒め物に使ったり、鍋料理にもと、にらを使った料理のレシピを挙げたらきりがないのではないでしょうか。
豚肉と一緒に食べると、にらに含まれる硫化アリルが豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けることから、疲労回復にさらに良いため、豚肉を使った料理が多いのもその特徴です。
定番のニラレバ炒めは、非常に理にかなったレシピだとも言えるのです。
年末に向けて仕事にプライベートに、忙しさが増す時期です。
にらをたくさん食べて、疲れを吹き飛ばすようにしたいですね。
にらを使った料理と合わせたいお酒
にらを使った料理に合わせるなら、どんな料理がいいでしょうか。
餃子やニラレバ炒め、モツ鍋など、にらを使う料理は、どちらかというとガツンとした味付けの料理が多いといえます。
スタミナ料理は、にんにくやねぎをたっぷりと使ったり、香りの強い食材をたくさん使うのが特徴だといえます。
疲れたときの最初の1杯に生ビールを選ぶ人も多いと思いますが、家で落ち着いて飲むのなら、気軽に楽しめるちょっとおいしいハイボールを、自分で作って飲むのはいかがでしょうか。
ハイボールの起源とされるウイスキー、デュワーズ
ハイボールに使うウイスキーを選ぶ時、どんなウイスキーを選んでいますか?
気軽に飲めるサントリー角やオールド、トリスといった銘柄もありますが、せっかくなのでハイボールの起源となっているスコッチを選んでみるのはどうでしょうか。
最初にハイボールに使われたお酒については諸説ありますが、デュワーズがその起源といわれています。
その始まりは、デュワーズの創業者であるジョン・デュワーの息子、トミーが1891年にハイボールを提唱したのがきっかけという説があります。
実際、デュワーズは1890年から、ハイボールのプロモーションを行っており、その普及に努めていました。
デュワーズは英国王室御用達のスコッチウイスキーでもあり、安定感のあるおいしさが人気のウイスキーでもあります。
現在は、バーテンダーからの熱い支持を集め、オーセンティックバーのスタンダードなスコッチとして、多くの人々に親しまれています。
少しいいウイスキーをハイボールにする贅沢
宅飲みでハイボールを楽しむのなら、手頃に楽しめる分、ちょっとだけいいウイスキーを選んでみるのをおすすめします。
定番のホワイトラベルもおいしいですが、ストレートでもそのおいしさが楽しめる、15年をあえてハイボールとして楽しんでみると、ちょっぴり贅沢な気分になれます。
デュワーズ15年は、マスターブレンダーのステファニー・マクラウドが手掛けた現代的なスコッチです。
ストレートからハイボールまで、さまざまな飲み方で楽しめるウイスキーでもあり、1本ストックしておくと重宝するウイスキーです。
繊細で複雑な香りと味わいを持つウイスキーですが、にらをたっぷりと使ったスタミナ料理にも負けない、しっかりとした味わいを楽しむことができます。
いいにらの日はスタミナ料理とともに、贅沢ハイボールを楽しんでみてはいかがでしょうか。