「12ヶ月の上善如水 2015」シリーズ…冬に味わう「生」の魅力

「12ヶ月の上善如水 2015」シリーズ…冬に味わう「生」の魅力

年末年始はいかがお過ごしでしたか?

わたしはお正月用に用意したお酒を、大晦日の夜から呑み始め、年を越す前にほぼ呑み尽して元日を迎えました。。。

こんなわたしでも今年一年、美味しいお酒が呑めますように!

そんな願いを込めて、今年は「12ヶ月の上善如水 2015 全制覇」を目指したいと思っています。

上善如水_生原酒_ボトル

12ヶ月の上善如水 2015」とは、白瀧酒造の期間限定シリーズのお酒で、1年を通じて各月に販売されます。
冬なら新酒、夏ならオンザロックで呑むお酒…といったように、その時期に合ったお酒を提供してくれるので、「日本酒は興味あるけど、何を呑んでいいかわからない」というわたしのような迷える子羊を、新たな味・新たな世界へ導いてくれるはずです。きっと!

なお、わたしは白瀧酒造さんの回し者でもなんでもなく、完全自腹ですので、お小遣いの許す限りとなりますが、季節折々の上善如水を呑み、迷える子羊なりの所感を好き勝手申し上げさせていただきます。

まずは1月のお酒、「上善如水 生原酒 純米吟醸」からスタートです!

生原酒とは…

生酒…火入れ(加熱殺菌)していないお酒

原酒…加水(水で薄めてアルコール調整)していないお酒

なので「生原酒」は、「加熱も加水もしてない」ということですね。「できたてのお酒、そのまんま」なのです。

加熱をしていない生酒は、華やかな香りが楽しめるのが特徴で、保管は冷蔵庫が基本。また、早めに呑みきる(これはみなさん得意かと)のが取り扱いのポイントとのこと。加水してないので、アルコール度数は日本酒としては高め、17度以上18度未満です。

都内では意外と調達困難、入手はオフィシャルサイトで!

「上善如水 生原酒」の入手については、結論から言うと「上善如水 オフィシャルショップ – 楽天市場」で買うのが一番手っ取り早いです。

近所の酒屋、近所のスーパー数軒、新宿のデパートのお酒売り場に問い合わせましたが、都内では取り扱い店舗はなく、取り寄せも不可でした。

12月限定の「新米新酒の上善如水」は近所の酒屋で入手できたのだけど。。。

「表参道新潟館ネスパス」にて販売していると判明したけれど、表参道へ行く都合が付かず断念し、オフィシャルショップで購入しました。(酒粕も1キロ買ってしまいました♪)

ルックスは華々しくて、味わいは「雪国の男」

上善如水_生原酒_表ラベル

深みのある赤いボトルに光る「上善如水」の金色の文字は、華々しく神々しい!ハレの日に似合う品格さを漂わせ、ボトルを持つ手も思わず指をそろえてしまいます。

とくとくとく…ワイングラスに注いでみました。

中身のお酒は、まるでクリスタルガラスみたいにとってもクリア、華やかな香りがします。

ひとくち呑んでみると…今まで呑んだ上善如水と違う。

わたしが知ってる上善如水は、澄み切ったなめらかさがあり、例えたら「色白で柳腰の美人」といったイメージ。

生原酒は、それに比べて力強く男らしいかと。「寡黙だけれど、やさしさあふれる雪国の男」とでも言いましょうか、味は強いけど、やさしいんですよね。余韻も爽やかです。

オフィシャルショップの情報によると、おせち料理や鶏の照り焼きに合うとのこと。おせち料理は食べ切ってしまったので、鶏の照り焼きを作ってみました。付け合せとして、煮玉子、三色ナムルと粉ふき芋も作りました。

上善如水_生原酒

ハレの日に似合う…と言いながら、あらあら、ずいぶん生活感あふれるおかずになってしまいましたが…

たしかに合う、鶏の照り焼き!

そして煮玉子も!

きっと、砂糖・醤油・みりんの「甘辛い」味と相性がいいんでしょうね、筑前煮や肉じゃがなども合うはず。ルックスには格調高さを感じさせますが、庶民のおかずにもフレンドリーです。

またナムルや粉ふき芋など薄味の肴も、お酒の邪魔にならずよかったです。

やっぱり「生」はいい!

いやしかし、なんでも「生」っていうのは、いいですね。生ビールもそうですし、生肉(馬刺しが好き)、刺身、そしてこの生酒!
美味しさがダイレクトに感じられるんでしょうね、ゾクッとして、まるで脊髄で味わってる気分。

冬は生酒が出回る季節。寒くて身が縮こまる時期だけど、今はいろいろな生酒を呑む楽しみに燃えてます。これって、新しい扉が開かれた証かと!

「12ヶ月の上善如水」の1月のお酒、「上善如水 生原酒 純米吟醸」、満喫しました!

上善如水 生原酒 純米吟醸

蔵元:白瀧酒造株式会社
精米歩合:60%
アルコール度数:17度以上18度未満
原材料名:米・米こうじ ( 国産米100%使用 )

上善如水_生原酒_裏ラベル

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