実在した裸の貴婦人「GODIVA」のチョコレートリキュール

実在した裸の貴婦人「GODIVA」のチョコレートリキュール

バレンタイン イズ カミングスーン!

友チョコ、義理チョコ、本命チョコ、自分チョコ…さあ、何を用意します?チョコと言えば、やっぱりゴディバでしょうか♪

ゴディバは、スイーツ大国・ベルギーで王室御用達のチョコレートメーカーですが、この「ゴディバ」、実在した人物の名前ってご存知でしたか?

どんな人かっていうと、ほら、この方。

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ゴディバ_ゴダイヴァ婦人

全裸で乗馬。。。

と言っても、あやしい人ではございません。
由緒正しき貴婦人で、彼女こそ11世紀イギリスに実在したゴダイヴァ婦人、Lady Godiva。

───11世紀のイギリス、コベントリー。重税がのしかかり、領民たちは貧しい暮らしを強いられていた。そこで領主の妻であったゴダイヴァ婦人は、領主に懇願した。

「領民たちは苦しんでいます。税を下げていただけないでしょうか」

この領主は、あろうことか自分の妻に対して

「うひひひ、お前が全裸で馬に乗って町を一周したら、言うとおりにしてやろう」

と言ったそうで、ゴダイヴァ婦人はこのセクハラ+パワハラ+モラハラの三重苦に耐え、裸で馬に乗り町を一周した。

ただし、彼女は髪留めをはずし、長い髪で体を覆い隠していたこと、領民は彼女への敬意から窓を閉じていたことから、彼女の裸体が人目にさらされることはなかった、と。

領主は約束どおり税を引き下げ、ゴダイヴァ婦人は領民たちを守ることができた。

愛と勇気の象徴として敬愛されるゴダイヴァ婦人の逸話に感銘し、ゴディバの創始者ジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、自分たちのブランドを「GODIVA」と名づけたのだそうです。

ゴダイヴァは「GODIVA」を英語で呼んだ発音。
ベルギー南部で使われるフランス語で読むと、「GODIVA」が「ゴディバ」と発音されるそうです。

愛と勇気の象徴ゴディバの、チョコレートリキュールをバレンタインに向けて呑んでみましょ。

ロックでもホットでも♪バレンタインディナーを飾るデザートリキュール!

【ロック】

ゴディバ_ロック

この呑み方が一番スタンダードですね。グラスにロックアイスを入れて、リキュールを注ぐだけ♪

アルコールの刺激がビシッと口の中を走ります。が、そのあとから追いかけてくる甘味がクリーミーでとっても上品。さすがゴディバ社が厳選したカカオを使用したプレミアムチョコレートです。バレンタインディナーのあとの食後酒にぴったり。

【ミルクカクテル】

ゴディバ_ミルク割

お洒落にカクテルって言ってみましたが、すみません、実際のところ「牛乳割り」です。

チョコレートの風味を消さないよう、低温殺菌の牛乳を選んだところが、筆者なりのこだわりです。低温殺菌牛乳は、一般的な牛乳に比べて甘味(人によっては臭みにとらえられる)が控えめで、さらさらした飲み口です。チョコレートリキュールとの相性もよく、美味しくいただけました♪

【ホット+コーヒー】リキュール1:コーヒー3

ゴディバ_ホット

チョコレートリキュールをホットでいただくコツを、キリンビールお客様相談室(※)に伺いました。

※ゴディバのチョコレートリキュールは、麒麟麦酒株式会社が輸入販売しています。

「沸騰するとアルコールが蒸発してしまうので、様子を見ながら温めるのがおすすめです。お鍋に入れてコトコトするより、レンジで少しずつ、様子を見ながら(キリンビールお客様相談室 談)」

とのこと。

なるほど。
チョコレートリキュールを耐熱カップに入れて、レンジ(600w)で15秒。湯気がたち、カップも熱くなってたので、このくらいでいいかな。このまま呑んでもいいはずですが、アツアツのコーヒーに注いでいただきました。(リキュール1:コーヒー3)

…あったまる。

五臓六腑に染み渡る、温かいアルコールとチョコレート。まろやかな甘味にやわらかく酔いながら、ゆっくり呑みたい夜の味。

【パフェ】

ゴディバ_パフェ

~用意したもの~
・ハーゲンダッツのカップアイス
・ミント
・冷凍のベリー(お好みのフルーツを)
・ゴディバのチョコレートリキュール

本来、ゴディバのカップアイス(とても美味しい!)を使いたいところですが、入手がデパートなどに限られるため、今回はコンビニやスーパーでおなじみのハーゲンダッツを使用しました。

ハーゲンダッツのクッキー&クリームをグラスに盛り付け、冷凍のベリーを乗せて、上からチョコレートリキュールをかけます!最後にミントを飾りに。

クッキー&クリームのアイス+フルーツ+チョコレートリキュールと言えば、ご想像いただけると思いますが、そうです、その味です。予想を裏切らない、申し分ない美味しさです。

もう少し器用なら、もっと美しく盛り付けられそうですが、見た目は味でカバーしましょう。バレンタインディナーのデザートとしてはもちろん、来客のおもてなしにも喜ばれそうです。

誰も予想しなかった1000年後の意外な展開@ドン・キホーテ

ちなみに今回のゴディバのチョコレートリキュールは、「どこでも手に入る」「スーパーでもドン・キホーテでも」と聞いたので、ドン・キホーテの洋酒売り場に行き、難なくゲットできました。

しかし、ゴダイヴァ婦人も領民も、せっかく隠した裸体が、1000年のときを経て、会社のロゴとなって世界中に出回り、「激安!」と謳われるお店で手に入れられるようになるとは…当時は知る由もなかったですね。

「寒くない?」と労いたくなるゴダイヴァ婦人に愛を込めて、Happy Valentine!

商品名:GODIVA
リキュール
原産国:アメリカ
原材料:カゼインナトリウム、香料、着色料(カラメル) (原材料の一部に乳を含む)
アルコール分:15%
輸入者:麒麟麦酒株式会社

Thanks:キリンビールお客様相談室
参考資料:ゴディバについてhttp://www.godiva.co.jp/about/episode.html

ゴディバ_ラベル

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