1月8日はロックの日です。
この日は2人のロックスターが生まれた日。
1935年にはエルヴィス・プレスリーが、1947年にはデヴィッド・ボウイが誕生しており、世界中のファンが2人の誕生を祝います。
2人ともすでに亡くなっていますが、ロックの殿堂に名を残すスーパースターの音楽は、今もたくさんの人に愛されています。
ロックの創成期に活躍したエルヴィス・プレスリー
エルヴィス・プレスリーは1950年代、ロックンロールの誕生した時期に活躍したロックの創始者のひとりともいえるミュージシャンです。
世界で最も成功したミュージシャンのひとりでもあり、その功績から、キング・オブ・ロックンロールと呼ばれています。
貧しい家庭に生まれ、一気にスターダムにのし上がったことから、アメリカンドリームを具現した象徴のような存在でもあります。
1977年に42歳という若さで亡くなっていますが、今もなお、その音楽は新たな世代に聴き継がれるものとして、数多くの人に親しまれています。
グラムロックの先駆者でマルチな才能を持つデヴィッド・ボウイ
デヴィッド・ボウイは1960年代にデビューした後、1970年代にコンセプトアルバム「ジギー・スターダスト」で名を馳せた、グラムロックの旗手ともいえるミュージシャン。
俳優としても活躍し、その美しい風貌で世界を魅了したマルチアーティストとしても知られています。
日本でも数多くのCMに出演していたため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
一時期京都に住まいを持つほどの親日家としても知られ、その当時の写真などが数多く残されています。
残念ながら2016年に66歳という若さで亡くなっていますが、彼の残した作品は、今でも多くの人に愛されています。
2人のロックスターが心酔したロックンロールとは
ロックンロールは1950年代にアメリカで生まれた音楽で、R&Bやブルース、ゴスペルといった黒人音楽をベースに、カントリーやブルーグラスなどの白人音楽を融合させたものといわれています。
エレキギターやエレキベースにドラム、時にはピアノやアコースティックギターによる演奏で生まれる音楽は、人々に衝撃を与え、熱狂させました。
エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイはもちろん、現在に至るまで、多くのミュージシャンが心酔し、時とともに形を変えながら、たくさんの人達を魅了しています。
エルヴィス・プレスリーにちなんだお酒
エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイの2人にちなんだお酒はあるでしょうか。
1990年代には、エルヴィス・プレスリーのラベルをつけたバーボンなども発売されていましたが、今では入手困難となっています。
エルヴィス・プレスリーというと、昨春にキリンスプリングバレーのCMで「ア・リトルレス・カンヴァセーション」が使用され、話題になりました。
1968年に発売された楽曲を2002年にジャンキーXLがリミックスした、軽快でダンサブルなバージョンは、CMの映像と相まって、ビールが飲みたくなるものだったのではないでしょうか。
お酒に限らず、さまざまなCMでエルヴィス・プレスリーの楽曲は使われているので、誰しも何かしら聞き覚えのあるものがあるともいえます。
デヴィッド・ボウイにちなんだお酒
一方のデヴィッド・ボウイは、1980年に宝焼酎純のCMに出ていたことで知られています。
CMは京都で撮影され、音楽は「クリスタル・ジャパン」が使用されています。
枯山水の庭に白い服を着て座るデヴィッド・ボウイの醸し出す雰囲気は、当時、雑味のないクリアな味わいの焼酎として一斉を風靡していた宝焼酎純のスタイルを彷彿とさせ、多くの人を魅了したことは言うまでもありません。
2人の偉大なロックスターの生誕日である1月8日。
2人の音楽を楽しみながら、お酒を楽しむのもいいかもしれませんね。