【1月11日はマカロニサラダの日】世界のマカロニ料理やアレンジごとに合うお酒をご紹介

【1月11日はマカロニサラダの日】世界のマカロニ料理やアレンジごとに合うお酒をご紹介

1月11日はマカロニサラダの日です。

東京に本社を置くキューピーグループの会社で、惣菜やパスタなどの食品を製造販売するデリア食品が2017年に制定した記念日です。

マカロニサラダに使われるマカロニが、数字の1に似ていることから1が3つ並ぶこの日を記念日としています。

マカロニサラダの魅力をさらに多くの人に知ってもらい、日本の食卓に定着させることを目的としています。

マカロニの定義と歴史

マカロニは、イタリア生まれの筒状のショートパスタ。

デュラム小麦を使って作った生地を、機械で押し出して作ります。

JASの規格では、2.5ミリ以上の太さの管状、またはその他の形状に成形したものとされていますが、イタリアでは斜めに端を切ったペンネや、太くて筋のついているリガトーニなどとは別のものとして分類されています。

イタリアの文献には14世紀頃に初めて登場し、マルコ・ポーロが中国から小麦粉を練った料理を教皇に献上したときに、「おお、素晴らしい!(マ・カローニ)」と、教皇がそのおいしさを讃えたことが、その名の由来になっているという俗説があります。

日本に伝わってきたのは明治時代の頃のこと。

1872年には日本で初めての西洋料理の本に「温飩」として長いマカロニが紹介されています。

1883年にはフランス人宣教師が長崎にマカロニの工場を設立し、現在は国指定の重要文化財「旧出津救助院」の一部として見学をすることが出来ます。

世界のマカロニ料理

日本では野菜やマヨネーズと合わせたマカロニサラダを筆頭に、サラダやグラタンの具材として使われることの多いマカロニですが、他の国ではどのように使っているでしょうか。

パスタ料理のお膝元であるイタリアでは、ツナやマッシュルームを入れたトマトソースで和えて食べたりするのが一般的。

また、アメリカではたっぷりのチーズソースで和えた「マカロニ&チーズ」が、いわゆるソウルフードとしてよく食べられています。

フィンランドではひき肉と合わせてオーブン焼きに、スイスではじゃがいもと一緒に茹でてチーズやフライドオニオンを絡めたアルペンマカロニを食べたりと、国によって料理法もさまざま。

フォーク1本で食べられ、とりわけもしやすいのも人気の理由のひとつだといえるでしょう。

ビールから日本酒まで、マカロニサラダに合わせるお酒

マカロニサラダというと、居酒屋のお通しで出てきたり、アラカルトで注文するときも比較的早い段階で頼むことが多いので、ビールやハイボールと一緒にいただくイメージが強いのではないでしょうか。

普段定食などに添えられているものよりも、黒胡椒をバシッと効かせたマカロニサラダは、ビールやハイボールのお供にぴったりのおつまみともいえます。

しかし、サラダに入れる具材や、マヨネーズに入れるスパイスによって、味わいもだいぶ変わるので、合わせたいお酒も変わるのではないかと思います。

たとえば、マヨネーズにカレー粉を入れて、刻んだゆで卵やカマンベールチーズを一緒に和えれば少ししっかりしたエールタイプのビールに合います。

ツナやカニカマを足したものであれば、ジンのソーダ割りなどもよく合いますし、アンチョビや、炒めた厚切りベーコンを加えると白ワインによく合うおつまみになります。

ケチャップを少し加えたオーロラソースで和えたマカロニサラダは、意外と日本酒にもぴったり来ます。

日本酒と合わせるなら、明太子をマヨネーズに合わせたもので和えてもいいでしょう。

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言ってみれば万能選手でもあるマカロニサラダ。

レシピが変幻自在なところがもうひとつの魅力ともいえます。

ソースや具材など、自分好みのアレンジを探すのも楽しい料理ではないでしょうか。

好みの組み合わせを見つけて、気軽にお酒を楽しみたいですね。

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