2月22日は【猫の日】猫はその昔神様だった!猫の歴史と猫のラベルのおいしいお酒をご紹介

2月22日は【猫の日】猫はその昔神様だった!猫の歴史と猫のラベルのおいしいお酒をご紹介

2月22日は猫の日です。

猫の鳴き声で、ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)と日付を語呂合わせで読むことから、現在のペットフード協会が1987年に制定した記念日です。

この日付は、全国の愛猫家から公募を行って日付を決めたことでも知られています。

猫とともに暮らせる幸せに感謝し、喜びを噛みしめる日として、さまざまなイベントが行われるほか、啓発活動も行われます。

古くから親しまれてきた猫

猫は今から4000~5000年前のエジプトで生まれました。

古代エジプトでは絵画に描かれたり、彫像なども残されているほどで、単なるペットという存在ではありませんでした。

当時の富豪や王族が亡くなると、ミイラにしたものを棺に入れて埋葬したり、さらには神様として祀られるようになりました。

バテスト神というエジプト古来の神様がいるのですが、最初はメスのライオンをかたどって彫像が作られていたものが、長い時間をかけ、第22王朝の頃には猫の姿に変わっています。

当時の中心都市だったブパスティスは、古代エジプトの言葉で「猫の館」を意味し、街の中央には猫神殿と呼ばれる神殿があったといわれています。

神殿の隣には猫舎もあり、世襲制のお世話係が猫の世話をしていたそう。

猫神殿はきらびやかで美しく、数多くの猫の彫像が建立されていたといい、おびただしい数の猫の飼育費用には、巡礼者の寄付があてられていたといわれています。

古代エジプトは猫にとってユートピアのような場所だったかもしれませんね。

仏教とともにやってきた猫

正確な時期ははっきりとしていませんが、日本でも猫の歴史は古く、仏教の伝来とともにやってきたのではといわれています。

当時はネズミによる被害がひどく、それを防ぐために人々は頭を悩ませていました。

保管しているお米だけでなく、古い書物や経典をネズミの被害から守るために、猫を飼うようになったといわれ、それが次第に飼い猫として親しまれるようになりました。

平安時代には宇多天皇が猫をかわいがっている様子が書物に残されたり、源氏物語や枕草子でも猫にまつわる記述が登場します。

人々は猫を愛してかわいがり、さらには神聖な存在としてつかえるようになったりというところは、はるか昔も今も基本的に変わらないのだなと思わずにはいられません。

猫の日に楽しみたいお酒

さて、古くから多くの人たちを虜にしてきた猫にとっての記念日に飲むなら、やはり猫がラベルなどに使われているお酒を選びたいですね。

世の中には猫をラベルなどに用いたお酒がとてもたくさんあります。

そのあたりも根強い人気のある猫ならではだといえますが、きちんとおいしいものを選びたいところです。

日本酒であれば、猫好きの社長が商品化したという、お米の甘みが感じられる「近江ねこ正宗」や、希少な朝日米を使用した、オーガニックな純米酒「ねこと朝日米」などがおすすめです。

猫をラベルに使った日本酒は他にもいろいろ発売されているので、いろいろと取り寄せて楽しむのもいいかもしれません。

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ワインにももちろん猫のモチーフを使ったものがたくさんあります。

以前は猫のラベルというと、ドイツのツェラー・シュヴァルツェ・カッツのような甘口の白ワインが多かったのですが、最近はスペインやポルトガルのスッキリした白ワインや、果実味豊かな赤ワインを見つけることが出来ます。

ポルトガルの弱発泡性ワインであるヴィーニョ・ヴェルデのひとつ「ガタオ」は、爽快感のあるフレッシュな味わいの白ワイン。

スペインの「シンコ・ガトス ガルナッチャ」はベリー系の黒い果実のような果実味が瑞々しい赤ワインです。

スパークリングなら「クレマン・ダルザス キュヴェ・マネキネコ」がおすすめ。

シャンパーニュにも負けない本格派の辛口クレマンは食事とも合わせやすい1本です。

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猫を飼っている人も飼っていない人も、その愛らしく気高い存在に敬意を表して、猫の日には猫のラベルのお酒でお祝いしたいですね。

 

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