神田割烹「ゐの上」で修行を積んだ店主が作る絶品料理の数々。下北沢 「金兵」

神田割烹「ゐの上」で修行を積んだ店主が作る絶品料理の数々。下北沢 「金兵」

下北沢という街では、ネクタイ姿のサラリーマンに出会うことは数少ない。
そんな様々なカルチャーが入り交じる若者の街下北沢に、高級割烹料理が手頃な値段で楽しめる居酒屋がある。

「金兵」という屋号のこの店は、神田にある割烹料理店「ゐの上」で8〜9年修行を積んだ店主が独立開店七年目になる居酒屋。
夫婦二人で切り盛りする店内は、こじんまりとしながらも、すべてに手が行き届き訪問客を満足させる。

店主

割烹料理というと敷居が高く感じるが、この店は「この値段でこの料理が食べられるのか!」と驚かされる。
居酒屋と言えど、料理は一級品で、日本酒の品揃えは目を見張るほどだ。

その日築地で仕入れた旬のものにより様々な料理を楽しめるが、メニューを見るとどれもこれも食べたくなり、決めるのにはひと苦労することがあるかもしれない。

食事メニュー

そんなときにお勧めなのが「八寸」。その日の旬の料理を少しずつ盛り合わせたもので、小八寸という小ぶりのものもあり、今日一番美味い料理がそれぞれ堪能でき、酒が止まらなくなる。

八寸

料理に合う日本酒も定番で9本。そのほかに、季節限定などの入れ替えで9〜11本の、トータル20本がMAXで取り揃えてあり、メニューに載っていなくても、尋ねてみればよほどの希少な日本酒でない限りあるのではないだろうか。

定番の愛知の日本酒「蓬莱泉(ほうらいせん)」は、可。(べし)特別純米・和(わ)純米吟醸・美(び)純米大吟醸・空(くう)純米大吟醸 年3回の限定酒と、これだけ揃っているところは東京でも珍しいだろう。

お酒のメニュー

また、奥さんの注ぐビールが一級品で、ビールの味が注ぎ方でここまで変わるという良い見本。焼酎やワインもあり、絶品料理に合う酒を探すのもこの店の楽しみのひとつだ。

醤油にもこだわっており、仕入れた醤油を刺身用とほかの食べ物用に店主が調整し、客に提供するときには料理ごとのおいしい食べ方も教えてくれる。
ポン酢は自家製で、食べ終わった後にこのポン酢を肴に酒がグイグイ入ってしまうほど。

料理

お通しからビールの注ぎ方、旬の刺身や料理に豊富な日本酒、酒の種類に至るまで、この値段でここまで楽しめる店があるなら、是非教えて欲しいものだ。

酒飲みには堪らない店「金兵」。下北沢へ行った際には是非立ち寄ることをお勧めする。

下北沢 金兵

〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-36-12
営業時間:18:30~翌2:00
定休日:ブログ・Facebookにてご確認ください
ブログ:http://profile.ameba.jp/001977/
Facebook:https://www.facebook.com/pages/下北沢金兵/1424300141165637

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