日本酒の新しいジャンルとして、近年注目されているのがスパークリング日本酒。
発泡清酒とも呼ばれていますが、和洋中やスイーツなど、さまざまな食事に合い、立ち昇る泡がシャンパンのように見目麗しく、一口呑めば「きゃっ、日本酒じゃないみた~い♪」と、日本酒に苦手意識があった女性も驚いてはしゃぐ…そんな新感覚の日本酒です。
いえ、驚いてるのは女性だけではなく。作った蔵元自身も驚いているスパークリング日本酒があるんです。───「上善如水スパークリング」
白瀧酒造の杜氏 山口真吾が「もはや日本酒ではない」と笑い、七代目蔵元 高橋晋太郎が「日本酒のイメージが全くない。米から出来ているとは思えない」と驚くほどの全く新しい味わい。(上善如水 オフィシャルショップより)
杜氏が笑い、蔵元が驚く「上善如水スパークリング」は、白瀧酒造が約10年の歳月をかけて研究を重ねてきた、ひとつの完成形。
なるほど、香りも味わいも甘口のジンジャーエールみたいにフルーティー。喉を流れていくとき、お米のやさしい甘味が鼻に抜ける、そのたおやかな香りがクセになりそうです。あとからじわじわと滲み出る余韻は、オレンジピールを思わせる爽やかなほろ苦さ。
上善如水のオフィシャルショップによると、このお酒に合う料理は、「ビーフステーキ、豚の生姜焼き、ケーキ、チョコレートなど」とのこと。というわけで、用意してみた料理はこちら。
霜降りのステーキ
(付け合せにフライドポテト、ほうれん草のバターソテー、にんじんのグラッセ、プチトマト)
⇒合います♪霜降りステーキの肉汁が、じゅわっと口に広がり、甘酸っぱい炭酸がスカッとお口の中をすりぬける感覚は格別!
自家製パウンドケーキ
⇒甘さ同士がぶつかってしまった感じがするので、ケーキを選ぶならビターなチョコレートケーキのほうが合いそう。
春はお祝いごとや歓送迎会などのシーズンですから、シャンパンのようなこのお酒を、パーティーで活用するのはもちろんオススメ。でも、そんなにかしこまらなくても、このお酒とはもっと気軽につきあえますよ。
- ・よーく冷やして、お風呂あがりにグイッと一杯!
- ・バーベキューで豪快にラッパ呑み(ボトルが可愛いから、絵になるはず)
- ・みんなでワイワイ、餃子パーティーで(肉汁との相性の良さを堪能してください)
- ・ひとりでうち呑み、リラックスタイムに
- ・フルーツポンチに
華奢なシャンパングラスに注ぐようなこじゃれたシーンでなくとも、ときにワイルドに、ときにしっとりと、わたしたちの日々によりそって楽しませてくれるはずです。1本360ml、一人で呑みきれるのも嬉しいところ。
この「上善如水スパークリング」は、「12ヶ月の上善如水」という期間限定シリーズの中で、4月のお酒として販売されています。わたしは今年1月から、毎月このシリーズを呑んでみてますが、「これはフツー」と思うものがないんですよね、どれもそれぞれに個性があり、忘れられない美味しさ。
カレンダーをめくる楽しみがあるっていいですね。5月のお酒は、お酒をお酒で醸す「貴醸酒」です。乞うご期待♪
上善如水スパークリング
アルコール度数:11度以上12度未満
原材料名:米・米こうじ ( 国産米100%使用 )
炭酸ガス含有
精米歩合:60%
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