ハロウィンにもおすすめ！「怪談ライブバースリラーナイト六本木」に行ってみた。

ハロウィンのシーズンになりました。口から血を流したメイクも見慣れてしまい、近頃じゃゾンビとすれ違っても気づかないかもしれません。

さて、六本木に怪談ライブバーがあると聞いて、行って来ました。

スリラーナイト3_ロアビル地下1階入り口 — スリラーナイトロアビル地下1階入り口

六本木の外苑東通り沿いにある、大人の遊び場「ロアビル」。ビリヤードやダーツバーがあり、わたしも昔はよく遊びに行きました。ちょっとレトロなそのビルの地下に、怪談ライブバー「スリラーナイト」はあります。札幌のススキノに1号店があり、六本木が2号店なのだそうです。と、教えてくれたのは、お店の前で案内役をしてくれてる和服姿の美しい女性。

美しいのに、どこか怖いのはなぜ？

「スリラーナイト」は1時間に一度、約15分間、怪談ライブがあります。ライブ中は入店できません。わたしたちが着いたときはちょうどライブ中でしたので、しばしお店の前で待ちました。店内から洩れ聞こえてくる「キャアア！」という叫び声。

うわー、中で何が起こってるんだろう。。

ライブが終わり、いよいよ入店です。

料金体系はシンプルで、明朗会計。ライブ料＋呑み放題で1時間3,500円。月曜日は、女性限定1時間2,000円で呑み放題♪2時間いて2本の怪談を聞くこともできるし、1時間呑んで怪談1本聞くだけもよし。

店内は数組のソファがあり、クラブ（ホステスさんがいるほう）のような造りです。

あちこちに骸骨があり、天井から手足がぶら下がっているおどろおどろしい店内で、ひときわ薄気味悪いのが、老婆のような人形。しかし愛称は可愛らしく「さっちゃん」だそうで、人気ナンバーワン。お客さんから指名されるたびに店員さんに抱えられ、あっちのソファこっちのソファへ移動します。

もう1体、ゾンビもいました。こちらは呑みすぎたサラリーマンのよう。早朝の山手線にいそうです。

不気味な店内でこれからさらに怖ろしいことが起こると思うと、呑まずにはいられず、呑み放題をいいことにグラスをどんどん空けました。お酒のメニューは、ビール、ワイン、サワー、ハイボールなど豊富にあります。
なお、おつまみ程度なら用意できるそうですが、ごはんものは出前になるそうです(！)。たしかに、食欲が大いに湧く雰囲気でもありません。

「スリラーナイト」ではコースターの代わりに、ワイヤーで作られたドリンクホルダーが使われています。しかもドリンクホルダーの底面がテーブルにがっちり固定されているので、ギャッ！と驚いた拍子にグラスを倒してしまう心配がありません。「存分に怖がってちょうだい！」というお店のホスピタリティが感じられますね。