1月11日 塩の日にちなんだ今日のお酒

1月11日 塩の日にちなんだ今日のお酒

本日1月11日は『塩の日』になります。

塩の日の歴史はとても古く、今から約450年前の永禄11年まで遡ります。
領地が海に面しておらず塩の採取を絶たれて困っていた甲斐の国の武将・武田信玄へ越後の国の武将・上杉謙信が、敵対関係にあるにもかかわらず、自分の領地である越後の塩を送ったと云われています。

無事に塩は1月11日に武田信玄の領地で現在の松本市にある松本藩領に到着したことから、このことを記念して制定されました。

この出来事が諺「敵に塩を送る」の語源にもなり、争っている相手が苦しんでいる時に相手の弱みに付け込まず、援助を行い苦境を乗り越えさせ救うという意味になります。

当時の塩は今とは違い高価な物であり、塩の密造や密売は特に厳しく取り締まりが行われていました。
そう考えてみますと、今は数百円で買える時代になり塩が簡単に手に入る事が出来るのはありがたい事ですね。
そんな歴史的な今日この日に是非とも飲んで欲しいお酒は、敢えて日本生まれのお酒ではない『ソルティードッグ』です。

ソルティードッグは、イギリス生まれのオシャレなカクテルで、コップの縁に塩が付いてるお酒で有名でBarでは定番メニューのお酒の一種。

作り方はまず最初にグラスの縁をレモンやグレープフルーツで当て濡らした後に塩を付け、グレープフルーツジュース:1/2(約67.5㎖)、ウォッカ:1/2(約67.5㎖)をグラスに注いでステア(混ぜる)するだけで作れる簡単なカクテルになります。

意外と簡単なので、材料さえ揃えば自宅でも作る事が出来るのです!!

ソルティードッグを美味しく飲む方法は、グラスの縁に付いた『塩』を楽しむためにグラスを少しずつ回しながら飲むのがおすすめ!
けど、しょっぱいな...と思う場合は塩が少しずつ口の中に入る様にゆっくりと回しながら飲むのがコツです。
でも無理して全ての塩を舐めようとする必要は無いので安心してください。
もし、塩の量を少なくしたいなと思いましたら、注文する時に「ソルティードッグのハーフムーン出来ますか?」と、一言バーテンダーさんに聞いてみてください。
ハーフムーンとはコップの縁に付ける塩を半分にする方法です。
これなら塩分の過剰摂取を控える事も出来ますし、塩が苦手な人でもソルティードッグを楽しむ事が出来ますよ!

やっぱりお酒を楽しむにはおつまみがあった方がより楽しめますよね?
ソルティードッグに特に合うおつまみはカマンベールチーズになります。
塩の味がカマンベールチーズの濃厚な味によく合い、Barでも一緒に頼む人は多いです。

しょっぱい物を摂取した時には甘い物が欲しくなる方に人気なおつまみは何といってもチョコレート。
甘さ控えめのビターチョコレートと共に楽しむのも良いですね。

いかがでしょうか?塩の日だからこそ塩が付いたソルティードッグを飲んでみませんか?
このお酒は見た目も綺麗ですし、味は美味しく、何より自分でも簡単に作れることが出来ます。
グレープフルーツではなく、レモンジュースやピンクグレープフルーツに変更して自分だけのオリジナルソルティドッグを楽しんでみるのもお酒好きとしていい発見が出来るかも...?!

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