3月12日はだがしの日です。
駄菓子業界の活性化を目的に「DAGASHIで世界を笑顔にする会」が制定しました。3月12日になった理由はお菓子の神様と言われる田島間守(たじまもり)公の命日であることからこの日が選ばれました。
「だがしの日」と平仮名としているのは駄菓子が好きな子どもにも読めるようにしたためである。
駄菓子という名前の由来
江戸時代、庶民は精製された白砂糖を使うことを禁じられており、黒砂糖などを使ったお菓子を食べていました。
白砂糖を使った「上菓子」と呼ばれるお菓子と違い、黒砂糖を使ったお菓子は庶民的なものだったので「つまらないもの」や「粗悪なもの」を意味している「駄」をつけて「駄菓子」と名付けられました。
駄菓子バーの流行
一時期都市部を中心に駄菓子バーが流行っていました。
もちろんバーなので来店するのは大人。それも40代以上の世代に特に人気で同窓会などにも使われていたそうです。
基本的には駄菓子は食べ放題でお酒を注文する形が主流です。メディアにも取り上げられたということもあり、連日盛況をあげていました。
お互いお気に入りだったお菓子を討論しながら懐かしい日々を思い浮かべるのも楽しいですよね。
ちなみに訪日外国人にも人気だったようです。
駄菓子に合うお酒
味もしっかりしている駄菓子はビールなどにも合いそうですよね。
今は特定の駄菓子に合うお酒も登場していますので、駄菓子のために作られたお酒を3つ紹介します。
ココアシガレットに合うお酒|千代の園
子どもの頃、大人のマネをしてタバコを吸っているように見せながら食べていた懐かしのお菓子、ココアシガレットに合うお酒です。
熊本県の千代の園酒造が製造する熊本伝統のお酒「赤酒」と呼ばれるお酒で甘口な味わいです。ロックにして氷を溶かしながら一緒に飲むのがおすすめです。
八鶴 都こんぶに合う日本酒|八戸酒造
80年以上愛され続けている旨酸っぱい酢昆布である都こんぶに合うお酒です。
青森県の八戸酒造で醸造されたこの日本酒は透明感のあるサッパリとした味わいで、都こんぶの旨みと調和し、一緒に飲むと食べ飽きしない、飲み飽きもしない、永遠に続く、まさに“無限都こんぶ“の完成してしまうお酒です。
昔懐かしいすもも酒|合同酒精
30代以上の方であれば一度は食べたことのある「すもも漬け」。
昔懐かしい赤くて甘酸っぱい液に使っていたあのすもも漬けの味わいを再現しています。パッケージ側面には美味しい飲み方が書かれており、「すもも酒」:「炭酸水」=1:2で割るとアルコール度数5%程度の甘酸っぱい駄菓子風の味わいのあるすももサワーが出来上がります。
まとめ
駄菓子は誰もが子どもの頃食べていたお菓子ですよね。みんなそれぞれ自分の好きな“推し“のお菓子がありますよね。
今日紹介したお酒はどれも人気の駄菓子に合うものでした。今日は駄菓子とお酒を飲みながら懐かしい子ども時代を思い出してみてはどうでしょうか。