3月19日はミュージックの日です。「319=ミュージック」の語呂合わせと音楽の日を社会に定着させることを目的として、音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが制定しました。
音楽のジャンルは1,000種類以上!
ポップスやロック、EDMなど音楽のジャンルは膨大にあって全てを把握している人はいないとされています。これは各ジャンルからさらに新しいジャンルが生まれている背景もあって、年々増えてきているのも理由の一つです。
日本の音楽のことを「邦楽」と呼びますが、その中にはJ−POPやJ−ROCKといった元々ある音楽の派生のものを指しています。
日本独自の音楽ジャンルといえば「演歌」を思い浮かべる方もおられるのではないでしょうか。演歌は元々明治時代の自由民権運動の中で政府批判を歌に託した「演説歌」から生まれました。これが後にバイオリン伴奏による人情歌となって大道芸化したことから人々に根付くようになりました。
ミュージシャンとコラボしたお酒
醸造所が有名ミュージシャンとタッグを組んでバンド名などを冠したお酒を開発しています。「音楽酒」とも呼ばれお酒好きやバンド好きな人の間で人気となっています。
音楽酒の中からおすすめを紹介します。
SLIPKNOT『No.9 IOWA WHISKEY』
ヘヴィミュージック界を牽引しているアイオワ州出身の「スリップノット」とアイオワでクラフトウイスキーを作り続けている「シダーリッジ蒸留所」が手を組んで作った初の公式ウイスキーです。スリップノットの9人のメンバーはNo.0からNo.8まで番号を振られており、この公式ウイスキーがNo.9の番号を与えられることとなりました。
味わいはキャラメルのような素朴な甘みやアプリコットのような爽やかな甘みまで何層にも重なり合った濃厚な味わいを楽しむことができます。
AC/DC 『THUNDER STRUCK TEQUILA』
これまでグラミー受賞やローリングストーン選定の「歴史上最も偉大な100組」への選出、ロックの殿堂入りなど偉大な功績を挙げてきたオーストラリアを代表するロックバンドAC/DC。そんな彼らのファンであった蒸留所のオーナーが自社最高のテキーラとしてサンプルを送ったところ、すぐさまライセンス契約に結びついたとされています。このボトルは1990年に発売した伝説のナンバー「サンダーストラック」にインスパイアされた稲妻のデザインを冠しています。
焼いたアガベの濃厚な甘い香りにパンチの効いたホワイトペッパーの風味のする高級なテキーラです。
THE ROLLING STONES『MERLOT』
もはや説明は不要な世界的ロックバンドのザ・ローリングストーンズのバンド結成50周年を記念してWINES THAT ROCKがストーンズに捧げたオリジナルの公式ワインです。ロックとワインの融合という新しいワインのジャンルを作り、ブドウ品種には時の試練に耐えうるしっかりとした品種であるメルローを使い、20ヶ月間の間、ローリングストーンズの楽曲を聴きながら熟成させた代物です。
やや辛口で芳醇と優雅さを感じられる味わいで和食にも合います。
まとめ
ミュージシャンはお酒が好きな人が多いイメージがありますが、醸造所とコラボして公式のお酒を販売したりしているバンドがあるのも面白いですよね。
私たちの生活において音楽やお酒は切り離せない関係となりました。食事とお酒も良いですが、音楽×お酒というのも大人ならではの楽しみ方ではないでしょうか。
今回紹介したお酒をコラボバンドの曲を聴きながらちびちび楽しんでみてはどうでしょうか。