4月16日はエスプレッソの日です。
1906(明治39)年の4月にイタリアで開催された「ミラノ万博」にて、Bezzera社が初めてエスプレッソと表記したコーヒーを提供したと言われています。
その後、東京に本社を置くコーヒーマシンやエスプレッソメーカー、電気ケトルやオイルヒーターなどを手がけている「デロンギ・ジャパン株式会社」が日本でもエスプレッソの普及を目的として制定しました。
エスプレッソってどんなもの?
エスプレッソ=濃いコーヒーのイメージを持っているかと思いますが、具体的にどういうものか紹介していきましょう。
「エスプレッソ(espresso)」とはエスプレッソマシンなどの専用器具を使い、コーヒー豆に蒸気による圧力をかけて短時間に一気に抽出したコーヒーのことを指します。
espressoはイタリアの鉄道用語で「急行」を意味する単語で短時間で少量だけ抽出することや始発駅から終着駅まで最短で結ぶことが似ていることから名前がついたとされています。
また、エスプレッソは普通のコーヒーカップの半分くらいのサイズで提供されるため、フランスでは小さなカップを意味する「デミタス」とも呼ばれています。
ちなみにエスプレッソとは製法のことを表しているので、紅茶などにもエスプレッソタイプが登場しています。キリンビバレッジからは「午後の紅茶」シリーズにエスプレッソティーが登場しています。
エスプレッソのリキュール
コーヒーリキュールとしては有名なところで「カルーア」が販売されていますが、エスプレッソタイプのリキュールも登場しています。
ルクサンド|エスプレッソリキュール
強い苦味を持っていながらも、後味は爽やかなイタリア伝統のエスプレッソタイプのリキュールです。複数のコーヒー豆をブレンドしており、奥深いコーヒーの風味が感じられます。
そのままではきついのでカクテルにするのがおすすめな飲み方です。
【おすすめカクテル】
ブラックルシアン
ウォッカ2に対してエスプレッソリキュールを1の割合で作ったカクテル。度数は高めですが、食後のお酒としてデザート感覚で楽しむのがおすすめです。
ホワイトルシアン
ブラックルシアンが飲みにくいという人やもっとデザート感覚を楽しみたい方はホワイトルシアンがおすすめです。白と黒の2層になるので見た目的にもおしゃれです。作り方は先程のブラックルシアンに生クリームを注ぐだけ。ただしゆっくり注がないとすぐ混ざってしまうので、スプーンにゆっくりと生クリームをのせる感じで注ぐと上手く作れますよ。
上記の2つはアルコール度数が高いので、もし度数を低めにしたい方はシンプルに牛乳と混ぜるという飲み方にしてみてください。
カクテル以外にもバニラアイスクリームにかけてみたり、コーヒーゼリーの材料に加えてみたりするのもおすすめです。
まとめ
普段コーヒーを飲む人でもエスプレッソは苦く感じてしまったりします。しかしお酒にすると意外とスッキリ飲めたりするので、コーヒーが好きな方はぜひ試してください。おうちカフェ気分で今宵のお酒を楽しみましょう。