4月28日はドイツワインの日です。
ドイツワインを英語で書いた「German Wine」と「Golden Week」が同じ頭文字「GW」であるため、ゴールデンウィークに入る前日の4月28日を記念日として日本ドイツワイン協会連合会が制定しました。
このワイン協会連合会は毎年「ドイツワインの日」パーティーを開催しています。
ドイツワインの特徴
ドイツで作られているワインはフルーティな香りと風味を持ち、繊細で上品な味わいが特徴です。ワイン産地としては最も北に位置しており、その冷涼な気候から育てられたブドウを使ったワインは豊かな酸を含んでいます。
実はドイツ製のワインは、白ワインの方が圧倒的に多く、世界的にも人気のワインを生み出しています。生産量はイタリアやフランスの5分の1程度しかありませんが、生産国ランキングでは10位に入るほど多くのワインを作っています。
ドイツワインの中で有名なのは白ブドウ品種のリースリングです。これを使った貴腐ワインは高級ワインとして、世界中のセレブやワイン愛好家から支持を受けています。日本では甘口ワインが人気ですが、辛口も生産しており、さまざまなバリエーションの白ワインを揃えています。
ドイツの赤ワインでは、ピノ・ノワールが有名です。イギリスの有名なワイン評論家のジャンシス・ロビンソン女史が、絶賛するほどの味わいです。
おすすめのドイツワイン3種
日本でも人気のドイツワインを3つ紹介します。
ヴィンケル・リースリング・カビネット|シュロス・フォルラーツ
最高品質のリースリングを畑を所有するドイツの名門シュロス・フォルラーツが生産した甘口の白ワインです。口に含むとりんごや洋梨、アプリコットを思わせる果実味と美しい酸が口に広がります。上品な甘味と酸味が心地よい余韻を残します。ワイン単体でも楽しめますが、スパイシーな料理と合わせるのもおすすめです。
ピノ ノワール ロワイヤル|ヴァイングート フォン ウィニング
ファルツ地方のミッテルハート地区で醸造された、ピノ・ノワール100%の赤ワインです。品質のいい、小さな粒のブドウのみを使用し、オーク樽で18ヶ月の熟成を経て、仕上げられています。力強さのある豊かで複雑な味わいと、フルーティーな甘さがバランスよく調和しています。
アルツァイヤー ローテンフェルス ジーガレーベ ベーレンアウスレーゼ|ハインフリート デスクハイマー家
貴腐ブドウを使用した極甘口の白ワインです。ドイツワインを格付けの中では最上位の「Q.m.P.」に分類されています。とても糖度が高くて蜂蜜のように味が濃く、その上酸も感じられる、バランスの良い味わいです。
まとめ
ドイツワインは品質も良く、ワイン単体でも十分に楽しめる力があります。しかし、ドイツの名物料理といえばウインナーですよね。せっかくドイツワインを味わうなら名物のウインナーと一緒に楽しんで欲しいところです。
今日はこの2つを掛け合わせてお家でドイツ気分を味わってみてはどうでしょうか。