6月28日はパフェの日です。
1950年のこの日、読売巨人軍の藤本英雄選手が、日本プロ野球史上初の完全試合を達成しました。
パフェはフランス語で「完全な」という意味があることから、この日をパフェの日としました。
フルーツがたっぷりと使われた、華やかなパフェは、今もデザートの最高峰といえます。
フランスのパルフェとの違い
アイスクリームや生クリームが盛り付けられたグラスに、色とりどりのフルーツが飾られたパフェは、誰もが憧れるデザートです。
季節のフルーツを楽しむためのデザートにもなっており、シーズンごとにいろいろなお店から発表される新作を楽しみにしている方も多いと思います。
元々フランスのパルフェを発祥としているパフェですが、フランスのパルフェとはだいぶ違います。
フランスのパルフェは、卵黄と生クリームを使った、アイスクリームのような氷菓のことを指します。
かき混ぜることがない「パーフェクトな」アイスクリームが出来た、というのが名前の由来だといい、とてもシンプルなものなのです。
そのパルフェも、フランスでは進化していて、アイスクリームに生クリームやチョコレート、フルーツなどをあしらって食べるデザートになっているのだそう。
日本のものは独自に発展したものだといえますが、季節のフルーツをたっぷりと味わえるパフェを、心置きなく楽しみたいですね。
6月28日は「パーフェクト」な日
パフェの日の由来が、野球の完全試合から来ていたのは意外だったかもしれませんが、他にもこの日が特別な理由があります。
6と28は、ともに完全数なのです。完全数とは、その数の約数からその数自体を引いたものの和が、その数自体と等しくなる自然数のことを指します。
例えば、6の約数は1、2、3、6ですが、ここから6を引いた、1、2、3の和は6になります。なので、6は完全数ということになります。
日本プロ野球史上初の完全試合、日付が完全数、という条件が揃った「パーフェクトなパフェの日」といえます。
パフェの日にパーフェクトなお酒を楽しむ
さて、お酒に目を移して、パーフェクトなお酒を探してみましょう。
パーフェクトと名がつくワインや発泡酒などもありますが、今回はカクテルに注目してみようと思います。
パーフェクト・マルガリータというカクテルをご存知でしょうか。
マルガリータはテキーラベースのカクテルとしてよく知られていますが、ベースのテキーラを「パトロン シルバー」とリキュールを「パトロン・シトロンジ」に変更したものを、パーフェクト・マルガリータと呼びます。
テキーラやリキュールの銘柄を絞るだけで呼び名が変わるのには、それなりの理由があります。
ハリウッドセレブに愛されるテキーラ「パトロン」
パトロンは、メキシコのハリスコ州にあるパトロン蒸溜所で造られるプレミアムテキーラ。
竜舌蘭100%で造られ、はちみつのような甘さと香り、なめらかな口当たりが特徴です。
10年以上栽培して、糖度が最高の時期に収穫した、上質の竜舌蘭だけを使用し、小型の煉瓦釜で79時間蒸し焼きに。
そうすることで濃厚な甘みを持つのだそう。
パトロンシルバーは、最高品質のブルーアガベだけを使用して少量づつ造られる、ひときわ品質の高いテキーラ。
ボトルもひとつずつガラス職人が手作りし、シリアルナンバーが入っています。
クリント・イーストウッドやピーター・フォンダなどのハリウッドセレブが愛し、テレビや映画で紹介したことから火がつき、静かなブームになっています。
世界中のテキーラファンが魅了されるパトロンのお酒を、ベースに使うマルガリータは、とても贅沢な味わいです。
パフェの日は、パフェを食べるのもいいですが、パーフェクト・マルガリータを味わうのも良いのでは。
「パーフェクト」がキーワードの記念日に、パーフェクトな味わいのお酒で、楽しい夜を過ごしたいですね。
