4月22日はよい夫婦の日です。
「よい(4)夫婦(22)」の語呂合わせからこの日付となった記念日で、1994年に講談社が制定しました。
1994年は家族に関する問題への意識を高めるための「国際家族年」でもあり、改めて家族との関係を見直す日として記念日が出来、毎年その年に話題となった著名人夫妻には「よい夫婦の日ナイスカップル大賞」が贈られます。
改めて初心に帰る、夫婦のための記念日
よい夫婦の日というと、語呂合わせもいいことから、実際に結婚式を挙げたり入籍する日として選ぶカップルも多いのではないでしょうか。
日付も覚えやすく夫婦の記念日にするにはぴったりのこの日に、結婚記念日を迎える方にとっては、改めて初心に帰ってお互いに感謝を表す日となっているかもしれませんね。
結婚というと恋愛が成就してひとつの家庭を育む甘くやさしいムードがありますが、実際には日常の雑多で煩わしいことや、さらには辛く苦しいことも乗り越えていかなければならず、そうしたことに囚われていると、ついついパートナーへの感謝の気持を忘れがちです。
お互いへの思いやりや感謝を忘れず、楽しく心地よい生活を送りたいものです。
よい夫婦の日、何をして過ごす?
そんなふたりだけの特別な記念日となっている人も多い、よい夫婦の日ですが、記念日であるなしにかかわらず、楽しく過ごしたいところですよね。
例えばふたりの思い出の場所を訪れてみることにして、初めてのデートの場所や、プロポーズをした場所に行ってみたりするのもいいかもしれません。
また、ちょっと奮発しておいしいディナーを食べたり、ふたりの行きつけのお店で食事を楽しむのもいいでしょう。
お休みが取れるのなら、思い切って旅行に出かけるのもいいかもしれません。
ふたりで過ごす思い出に残る時間を、毎年毎年積み重ねていけるといいですよね。
ふたりで楽しむ記念日のお酒
結婚記念日をはじめとする夫婦ふたりのための記念日に欠かせないのが、花束や気の利いたディナーと、それによく合うお酒ではないでしょうか。
フレンチやイタリアンのディナーであれば、やはり最初にシャンパーニュを開けて乾杯をしたいところです。
ベビーや小さなお子さんがいるご家庭では、おしゃれなレストランでの食事は難しいかもしれませんが、家庭で過ごす記念日なら、レストランでは出来ないもてなし方も可能になるので、そんなことを楽しむのもいいでしょう。
例えば部屋に記念日にちなんだデコレーションをしたり、シャンパーニュを選ぶときも、バルーンの付いたラッピングのものや、ペアグラスの付いた物を選んでみたりしても。
テーブルや部屋がパッと華やぐので、一気に記念日気分が盛り上がりますよ。
特別な日の食卓を彩るシャンパーニュ
デコレーションを施したシャンパーニュのボトルをテーブルに飾ったりするのもいいですが、お酒好きとなればやはり「いいお酒」を飲むいいチャンスでもあるので、好みのものを物色したいところです。
例えば結婚したのと同じ年のシャンパーニュを探してみるのはどうでしょうか。
シャンパーニュの中でも、ぶどうの出来が良かった年に造られるヴィンテージの記載された「ミレジム」と呼ばれるものはちょっと高価ですが、出来が良いときのみに造られるだけにそのお味は素晴らしいものです。
シャンパーニュも熟成させて飲む習慣がイギリスなどではあり、長期熟成したシャンパーニュは泡こそ弱くなるものの、そのなめらかな口当たりとやわらかな香りは格別です。
レストランで頼むには高価なミレジムのシャンパーニュも、自宅で開ける分には相応の価格で手に入れることができるので、チェックしてみてもいいかもしれません。
夫婦になったときのことを、ゆっくりとふたりで振り返って初心に帰るよい夫婦の日。
ミレジムのシャンパーニュのように夫婦関係も熟成していくといいですね。