毎月9日は【えのすいクラゲの日】その由来と江ノ島に行ったら楽しみたい名物とよく合うお酒をご紹介

毎月9日は【えのすいクラゲの日】その由来と江ノ島に行ったら楽しみたい名物とよく合うお酒をご紹介

毎月9日は、えのすいクラゲの日です。

神奈川県にある新江ノ島水族館が制定した記念日で、クラゲのク(9)から日付は来ています。

自然環境の大切さや生物の多様性に関心を持ってもらうための活動に関心を持ってもらえるよう制定されました。

新江ノ島水族館では、2011年から毎月9日に一般参加型のプログラムを開催しています。

相模湾の自然環境を大水槽で体感

新江ノ島水族館は、神奈川県の藤沢市にある水族館です。

江ノ島エリアが面している相模湾はとても水深が深いことで知られており、浅い水域では暖流の黒潮、中層には寒流の親潮、さらに深いところには深層水が循環しているといわれています。

相模湾は海流の影響を受け、季節ごとに変わる多様な魚たちが生息しており、新江ノ島水族館ではそうした相模湾の魚たちを、自然に近い環境で見ることのできる大水槽や、干潟やアマモ場といった相模湾の環境を再現した水槽の展示を行っています。

1番の目玉はクラゲの展示コーナー

また、新江ノ島水族館は、イルカショーなどが楽しめるだけでなく、クラゲをテーマにした「クラゲファンタジーホール」や「クラゲサイエンス」という展示コーナーがあり、たくさんのクラゲが舞う美しい光景を見ることができます。

水族館の最寄り駅である小田急電鉄の片瀬江ノ島駅には、新江ノ島水族館のクラゲ水槽が展示してあり、水族館を目当てに訪れた人の気分を盛り上げてくれます。

ふわふわと水の中で漂うようにゆったりと泳ぐ、たくさんのクラゲの姿はとても幻想的で、見る人の心を癒やしてくれます。

クラゲの体内に入り込んだような展示室もあり、季節ごとに違った種類のクラゲを見ることができるため、リピーターが多いことでも知られています。

ぜひ実際に行ってゆっくりと水槽を見て回りたいですね。

江ノ島や湘南エリアの名物といえば

新江ノ島水族館がある片瀬江ノ島の周辺は、東京から近いこともあり、海が恋しくなると訪れる人の多いエリアです。

住宅街と海岸線をくねくねと曲がりながら走る、江ノ電に揺られながら周る湘南には、鎌倉の神社仏閣や海水浴場、サーフィンを楽しむ人の多い海岸などが点在しており、たくさんの観光客が1年を通じて訪れます。

そんな湘南エリアの名物といえば、やはり生しらす丼ではないかと思います。

湘南は国内屈指のしらすの漁場として知られている地域です。

1~3月の禁漁期を除き、生しらすを食べることができるのですが、旬と言える時期は年に3回あり、4~5月の春と7月、10月がおいしい時期だと言われています。

生しらす丼を食べるために湘南を訪れる人も多く、湘南のランチの定番といえるでしょう。

生しらす丼に合わせたい、鎌倉生まれのクラフトビール

生しらす丼をランチにいただくのなら、ぜひ飲んで欲しいのが鎌倉ビールの造るクラフトビールです。

もともとは大正時代から続く「まちのお酒屋さん」が、良いまちづくりのきっかけとなり、みんなでともに味わえるものを作りたいという想いから、1997年、鎌倉市に創業したブルワリーで、豊かな香りと芳醇な味わい、気持ちがほっこりするような余韻を感じることのできるクラフトビールを醸造しています。

ビールはどれも無濾過で瓶詰めされ、フレッシュな味わいを楽しむことができます。

ビールのラインナップは全部で6種類。

なかでも江ノ島ビールは柑橘類のさわやかな香りが楽しめるアメリカンペールエールです。

2019年の8月にリニューアルをしたばかりで、グレープフルーツなどの香りが特徴のアロマホップを使用し、フレッシュな香りと味わいが感じられるだけでなく、コクのあるやわらかな甘みやほろ苦さが調和した味わいです。

もちろん、江ノ島名物の生しらす丼との相性もぴったり。

夏の日差しを避けて楽しむ生しらす丼とクラフトビールは、長くなりそうな今年の暑い夏はなおのこと格別なのではないでしょうか。

新江ノ島水族館や江ノ島を訪れたなら、ぜひ楽しみたいペアリングです。

 

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