8月25日は【即席ラーメン記念日】その由来と合わせたいお酒をご紹介

8月25日は【即席ラーメン記念日】その由来と合わせたいお酒をご紹介

8月25日は即席ラーメン記念日です。

日付は、1958年のこの日、世界初の即席ラーメンである「チキンラーメン」が日清食品より発売されたことに由来しています。

同社の創業者・安藤百福(あんどう ももふく、1910~2007年)氏が麺を油で揚げる「瞬間油熱乾燥法」を思い付き、商品化することに成功。

うどん1玉6円だった当時の物価からすると、1袋(85g)35円と高価ではありましたが、熱湯をかけて3分後には食べられるという手軽さがうけて、爆発的にヒットしました。

チキンラーメンとは?

チキンラーメンは、商業的に成功した最初の即席麺です。

袋を開けて取り出した麺を丼などの食器に入れ、熱湯をかけてフタをし、約3分間待てば食べられ、必ずしも鍋で煮る必要がない点は他の袋入りインスタントラーメンと大きく異なります。

開発者の安藤氏によると「美味しく食べるコツは、ちゃんと蓋を閉めてきっちり3分待ち、よくかき混ぜてから食べること」なのだとか。

もう一つの特徴は、麵自体に味がつけられていて、それらがお湯に溶けるとスープの役割を果たす点です。

粉末スープ袋などの別添がないので、調理が簡単ですよね。

さらに、調理しなくてもそのままかじったり、砕いて米飯に掛けたり、スープの具にしたりして食べることもできます。

麺に含まれるデンプン質は加熱によってアルファ化(糊化)されているため、消化吸収上問題なく、非常食にすることもできます。

さすがの大発明ですよね。

その後も、日清食品では新たな即席ラーメンブランド・ヒット商品が続々と生まれています。

では新旧の即席ラーメンと、合わせたいお酒をご紹介していきましょう♪

チキンラーメン

「すぐおいしい、すごくおいしい」でおなじみの元祖即席ラーメン!

鶏ガラスープは、今も昔も変わらずどこか懐かしく、時々ふと食べたくなる味わいです。

温めたトマトスープをお湯代わりに使ったトマトスープ風にしたり、砕いた麺を唐揚げの衣に使ったりと、様々なアレンジレシピがネット上をにぎわせているのもロングセラー商品ならではですよね。

上善如水 純米吟醸

そんなチキンラーメンに合わせたいお酒は「上善如水 純米吟醸」です。

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チキンラーメンのスープはあっさりとした鶏ガラなので、主張の強すぎるお酒だと負けてしまうため、シンプルな味わいのお酒をセレクトしました。

「上善如水 純米吟醸」は、精米歩合55%で、純米酒ならではの米の味と吟醸酒ならではのキレの良さを併せ持っています。

クセがなく、どんな料理や季節にも寄り添い、するりと喉の奥へと落ちていくまさに水のようなイメージのお酒です。

カップヌードル

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カップヌードルも、言わずと知れた世界初のカップ麺&ロングセラー商品。

なんと、世界の80ケ国以上で食べられているそうです。

味のバリエーションも進化をし続け、カレー・シーフードをはじめ、今やトムヤムクン・チーズタッカルビ・海老の濃厚トマトクリームなど、「一度は食べてみたい!」と思わせる商品が増加中!

扁平の細麺と粉末スープとフリーズドライ化された具材が入っており、あのコクがありつつさっぱりとしたオリジナル(しょうゆ)味のスープは、色々な新製品が乱立する中でも老若男女から高い支持を獲得し続けています。

ル ガメイ ド ヴィノヴァリー ガメイ ヌーヴォー

そんなオリジナル味に合わせたいお酒は「ル ガメイ ド ヴィノヴァリー ガメイ ヌーヴォー」です。

“ガメイ”とは、ブドウ品種の名前で、ブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区を原産とする黒ブドウ品種。

あのボジョレー・ヌーボーに使われているブドウです。

スミレやバラといった花の香りとイチゴのような赤い果実系の甘酸っぱい香りがし、タンニンは少なく酸味が程良く効いた、フレッシュ&フルーティーという言葉がピッタリ。

赤ワインも醤油も原料を発酵・熟成させたものなので、香りに共通項があります。

ワインの熟成由来の香りを「ブーケ」と表現しますが、醤油にも同様の香りを感じることが出来ます。

また、果実感は醤油の旨みと相性が良いので、互いに寄り添い合うような感覚が感じられます。

日清ラ王

日清食品 日清ラ王 汁なし担々麺 121g 1ケース(12食)

日清ラ王は、1992年9月に生タイプ麺のカップラーメンとして発売されました。

現在は、初代の生タイプ麺のつるみともちもちした食感をノンフライ麺で再現。

背脂コク醤油・香熟コク味噌・魚介豚骨醤油といった味があり、袋麺も展開されています。

最近いただいて「リピしたい!」と思ったのは「汁なし担々麺」です。

なんと麺に花椒が練りこまれており、ごまのコク深い味わいと豚のうまみをベースにしたたれとの相性が抜群でした。

にごり杏露酒

こちらにペアリングしたいお酒はKIRINの「にごり杏露酒」です。

貴重な信州産の完熟あんずをうらごししてとろとろの口当たりにした、フルーティな香りのお酒です。

あんずを漬け込んだ原酒のもつコクと深みに、あんず果汁やはちみつをブレンドすることで、杏露酒本来の甘ずっぱい味わいが完成。

長年培ったブレンド技術が、杏露酒のもつ絶妙な味わいに磨きをかけています。

ソーダ割にすれば、まろやかでフルーティな甘みが担々麺の刺激を和らげてくれつつ、それぞれの美味しさが引き立ちます。

即席ラーメン記念日には、簡単でおいしい即席ラーメンに合わせてお酒をカジュアルに楽しみましょう!

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