10月29日は【国産とり肉の日】その由来と鶏料理を食べるときに合わせたいお酒をご紹介

10月29日は【国産とり肉の日】その由来と鶏料理を食べるときに合わせたいお酒をご紹介

10月29日は国産とり肉の日です。

この日は、国産のとり肉の安全性や、そのおいしさを広めるための日として制定されました。

日付は干支の10番目が酉(とり)であることと、肉(29)の組み合わせから来ています。

鶏肉は日本人にとって一番良く食べるお肉

唐揚げや焼鳥、煮物に焼き物など、日本人の食卓に欠かせない鶏肉。

カロリーは控えめで、良質なタンパク質を含んでいるため、ヘルシーなイメージもあります。

その上価格は手頃ということもあり、食卓に登場する機会も多いのではないでしょうか。

実際、鶏肉は日本の肉類の中で最も消費量が多いことで知られ、年間12.6キロもの鶏肉を1人あたりが消費している計算になります。

そういう意味でも一番日本人にとって身近なお肉だといえますね。

そもそも、国産の鶏肉の定義とは?

鶏肉と言っても、国産のものだけでなく輸入のものや、国産でも銘柄鶏や地鶏と呼ばれるものがあります。

それぞれどのように違いがあるのでしょうか。

国産鶏と言われるのは、国内で育種改良された「種鶏」と言われるものと、そこから増やしていった「実用鶏」のことを指します。

最近は表記が曖昧になってしまっているため、実用鶏のことを「純国産鶏」などと呼ぶようになっています。

銘柄鶏は国産の種鶏同士を交配させたものや、国産の種鶏に外国産の種鶏を荒廃したもののことを言いますが、飼い方に特徴をもたせ、ブランド名をつけたものを指します。

地鶏は日本に生息する38種類の在来種の血を半分以上受け継いでいるもので、JAS規格で厳しく定められている鶏になります。

外国産の鶏肉と国産の鶏肉はどう違うの?

ここではスーパーなどで買えるブロイラーを例にとってご紹介しますが、ブロイラーには国産のものやブラジル産、タイ産などが日本国内に出回っています。

価格的には輸入のブロイラーのほうがぐっと価格が安くなりますが、それは日本に比べて大規模経営で鶏を飼うことが可能なためです。

日本と違って国土が広いので、広々とした平飼いで飼っているところもあったりで、安いからと言って馬鹿にできない側面もあります。

日本のブロイラーは生育環境が良くないといった噂話もありますが、そういうところばかりではありません。

健康な鶏を育てて新鮮なうちに出荷できる仕組みを作っているからこそ、私達も手頃な価格で気軽に購入して食べることができるのです。

日本で人気の鶏肉の部位は?

鶏肉が大好きな日本人が、一番消費している鶏肉の部位はどこだと思いますか?

近年、ダイエットやヘルシーさから胸肉やささみなどが見直されていますが、それでもやはり、ジューシーで適度に脂のあるもも肉の人気は根強く、一番良く食べられているのだそうです。

煮ても焼いてもぱさつかずにおいしく食べられるお肉でもあるため、さまざまな料理に使いやすいというのもあるでしょう。

鶏もも肉を使った料理に合わせたいお酒

さて、鶏もも肉を使った料理に合わせるなら、どんなお酒がいいでしょうか。

調理方法にもよりますが、これからの時期、食べる機会の多い鶏の水炊きのような料理に合わせるのなら、白ワインのシャルドネをよく冷やして合わせるのがおすすめです。

中でもプティ・シャブリのような、柑橘類や白い花の香りのするスッキリしたタイプのワインがよく合います。

プティ・シャブリはシャブリの中ではちょっとクラスが低いのですが、値頃感のあるワインが多く、抜栓してすぐにおいしいタイプのものが多いのがいいところです。

フレッシュな口当たりとさわやかな酸味のバランスが良く、よく冷やしていただくと、ポン酢醤油をつけていただく水炊きや、お醤油味の寄せ鍋にぴったりです。

これからやってくる寒い冬も、こんなワインがあればおいしく楽しく乗り切れそうですね。

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