喜びも悲しみも、人生の節目はお米と共に
先日、新潟県魚沼の地酒を片手に、魚沼産コシヒカリの塩むすびをいただき、美味しくて泣きそうになった酔いどれ女子です。
そろそろ、新米の季節ですねえ。農家の方が一生懸命育ててくれたお米を大切に炊いて、ぴかぴか光るほっかほかの白いごはん、たちのぼる湯気♪美味しいごはんが食べられるって本当に幸せです。(^^)
日本人は弥生時代(約2300年前)から主食がお米だったそうで、長い歴史があるだけに、人生の大事な節目節目もお米と関わっています。
以下、全部ご存知でしたか〜?
◆産立ち飯(うぶだてめし)
赤ちゃんが生まれたときにすぐに炊くごはん。産神(うぶがみ)様にお礼のためにお供えする。(これやってる人、あまり聞かないんだけれど、いらっしゃったら教えてください!)
◆お食い初め
生後100日目のお祝い行事。「一生、食うに困りませんように」と祈りを込めて、お赤飯や鯛、煮物などを用意する。
◆1歳の一升餅
1歳のお誕生日に、一升(約1.8キロ)の丸餅を、風呂敷に包んだりリュックに入れて子供に担がせる。「一生、食うに困らず、健やかに育ちますように」との願いから。
◆米寿のお祝い
「米」の字は、「八」「十」「八」でできていることから、八十八歳を「米寿」として祝う。還暦祝いには、赤のちゃんちゃんこが定番だが、米寿のお祝いは黄色のちゃんちゃんこ。
◆枕飯(まくらめし)
亡くなった人のそばに供えるごはん。故人のためにごはんを炊き、故人が愛用していたごはん茶碗によそい、箸をつきたてる。「ごはん食べたさに生き返って欲しい」と、残された者たちの想いから始まったそうだが、黄泉の国に旅立つ腹ごしらえとも言われている。
お米っていいね。今夜は純米酒をこっくりと呑みたいな。