友達の家にワインオープナーを忘れてきて、ワインが呑めない酔いどれ女子です。
ワインと言えば、醸造年が表示されているのが常ですが、日本酒はそうとは限りません。
ただ、ここ数年、醸造年を表示する動きがあり、そのひとつが「BY(ビーワイ)」です。「25BY」や「24BY」とラベルに書かれているお酒に気づいたことはありますか?
BYは、Brewery Year(ビュルワー・イヤー)の略ですが、まずお酒造りは、7月1日~翌6月30日を1年として、酒造年度と呼ぶそうです。
平成26年7月1日~平成27年6月30日まで、平成26酒造年度。
この期間にできたお酒が26BYとなります。
つまり、今仕込んで、この冬(平成27年1月や2月)にできるお酒が、26BYです。
ややこしい?でも覚えておけば、お酒のうんちくとしては最高かと♪
ただ、「BY」の表記があるお酒は、まだまだ少ないのが難点ですけどね~(^^;)
わたしがいくつかのスーパーや酒屋を見て回ったところ、「BY」が表記されているお酒は、全体の1割前後といった印象です。酒屋さんによっては「ビ…?そんな横文字は知らない」というお店もあったので、唐突に「25BYのアレが呑みたい」なんて切り出すのは無謀かも。また、ラベルに「○○年醸造」ともっとシンプルに書かれているものもあります。
今後、「BY」がどこまで定着していくのか気になるところではありますが、ラベルを見ていると、「この美味しさを知ってもらいたい!」という酒蔵さんの気持ちが伝わってくるようで、ラベルの面白さを少し学ばせてもらったように思います。
そうして、いくつかのお酒売り場をめぐって、やっと発見した「BY」が表記されたお酒♪思わず衝動買い!
ほら、ここね。ゲルググも嬉しそうに、ちょっと体をこごめて指差してます。
製造年月日もわかりやすく印刷されていますが、この場合の「製造日」は瓶詰めの日です。
そんなわけで、買っちゃった純米酒「石鎚」、無濾過♪やっと見つけたから大事にとっておこうかしら?いやいや、待てない(笑)。
開けちゃいますよ~、はい、乾杯~!おお、25BYの味がするわー!