「日本酒にお刺身」は迷信?!お酒と料理のマリアージュ

「日本酒にお刺身」は迷信?!お酒と料理のマリアージュ

「日本酒と言えばお刺身♪」って、ただの思い込みだと最近知った酔いどれ女子ですが、、、

ね、みなさんも思ってませんでした?

日本酒にはお刺身が合うって。

近頃お気に入りの料理屋さんではお刺身がなく、魚といえば煮魚か焼き魚。

新潟県魚沼の地酒を扱っているお店なんですが「魚沼には海がないから。魚沼の地のものを扱いたいから」という理由で、お刺身は提供していないそう。でも、煮魚も焼き魚も、魚沼の地酒によく合うこと!その美味しさったらもう…、いつも感動して、つい呑み過ぎてしまいますが、「日本酒=お刺身」ではないと学ばせてもらいました。

ワインでは、お酒とお料理の相性がいいことを「マリアージュ」なんて言いますが、日本酒にもあるんですね。

お酒とお料理、どちらの旨味も引き出す組み合わせが♪

お酒と料理

テキスト「日本酒の基」を参考にさせてもらうと、こんな感じ。いい勉強になります~。

◎薫酒…華やかな香り(主に吟醸系)

⇒シーフードサラダ/山菜のおひたし
果物と相性よし

◎爽酒…爽涼でなめらか(主に普通酒/本醸造酒系)

⇒ 冷奴/白身魚のお刺身
野菜類の甘味や旨味を引き出す

◎醇酒…お米の旨味とコク(主に純米酒系)

⇒おでん/塩辛
発酵食品の強い風味に負けない

◎熟酒…複雑な熟成香(主に古酒系)

⇒フォアグラ/すき焼き/チーズ
香辛料との反発が少ない

お酒選び、お料理のメニュー決めに役立ちそうですね。

雑誌「GetNavi LOVE日本酒!」にも、日本酒のマリアージュについて特集がありました。その中で、飲食店「練」の北島さんの言葉が印象深かったのでご紹介させていただきます。

「料理とあわせることで見えなかった輪郭や味わいが出てくる日本酒もある」とのことで、「佐賀の『東鶴 特別純米』なんて、まさにそういったお酒だと思いますよ。ただ試飲するだけでは面白みを感じませんが、料理とあわせるといままでどこに隠れていたの?と思うほど料理を優しく包みこんでくれます。」

素敵♪こんな発見、してみたいですよね。

誰かの「美味しい」が、自分にとっても「美味しい」とは限らないし、反対に、ほかの人とっては「ふつう」と言われるものが、「すっごく好み」だったりすると思います。自分好みの美味しさを探求するには、呑むしかないみたいですよ。いろいろ呑んでみて、食べてみて、愉しみたいものですね♪

それでは今宵もそろそろ、探求をはじめましょうか。乾杯!

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